Research on Difficulty Level in Modified-problem Posing and Development of a Learning Support System for Modifing Problems
Project/Area Number |
22KK0200
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
福井 昌則 徳島大学, 高等教育研究センター, 准教授 (10599765)
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Project Period (FY) |
2023 – 2025
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥10,790,000 (Direct Cost: ¥8,300,000、Indirect Cost: ¥2,490,000)
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Keywords | 学習支援システム / 創造性 / 作問学習 / Computational Thinking / 教育工学 / 学習工学 / 教育心理学 / 認知科学 |
Outline of Research at the Start |
補助事業期間中の3年間で,以下の研究を進める. 1年目は,問題変形作問の難易度を明らかにすることを目的とする.そこで,様々な対象者に調査を実施する必要があるため,小学校から大学,教員を対象に問題変形作問に関する調査を行い,問題変形に関する難易度を明らかにする. 2年目は,問題変形作問の難易度を取り入れた創造性育成学習支援システムを開発する.これまでに申請者が開発したブロックプログラミングシステムの知見を活かす. 3年目は,開発したシステムを用いた実践を行い,その有用性を評価する.合わせて外部変数として様々な心理尺度と関連性を明らかにすることを目指す.これら研究成果をまとめ,研究の実現を目指す.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,問題変形作問とコンピュテーショナルシンキングに関する調査を行い,問題変形作問と外部尺度との関連性を明らかにすることを試みた.対象国はマレーシア,インドネシアであり,日本でも同様の実験を実施した.対象者は大学生(マレーシア,インドネシア,日本),小学校教員(インドネシア),中学校教員(マレーシア,インドネシア)であり,全体で800名弱のデータが得られた.教員のデータ収集においては,マレーシア,インドネシアで教員対象のセミナー(Inquiry-based Learning)を実施し,その後参加者に回答してもらうという形式をとった. 分析の結果,問題変形が多くできる被験者は,そうでない被験者と異なり,隠されたパラメータの発見と俯瞰して問題を変形するスキルが高く,コンピュテーショナルシンキングのアルゴリズム的思考と批判的思考が高い傾向が見られた.しかし,協調や問題解決とは関連性が認められなかった.これらの結果から,問題変形作問を支援するためには,隠されたパラメータを発見させること,問題を俯瞰して見ることを支援することが重要であることが示唆された.しかしこれはデータ分析の一部にすぎず,今後さらに分析を進める必要がある. 本年度は,多くの国に渡航し,セミナーを実施した.様々な国でのデータ収集のために多くの時間を要したため,一部の分析のみしかできていない.現在,各国のデータを比較検討し,その特徴を明らかにする分析を進めている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は,様々な国でのデータの収集のために多くの時間を要したが,様々な属性の被験者からデータを集めることができた.国際共同研究として,このようなデータの取得は大きな課題となっているが,多くの先生方の協力により実現した.現在それらのデータの分析を順次進めている. よって本年度は,3カ国のデータ収集を行えたという観点から,おおむね順調に進展していると考えられる.
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は,これまでに得られたデータを順次分析し,問題変形作問と創造性,コンピュテーショナルシンキングとの関連性を明らかにする.そして,それらの結果を踏まえ,問題変形作問の難易度を明らかにした上で,その支援策を検討する.ならびにシステム開発に向けた基礎的知見とする. 2025年度は,2024年度の結果を踏まえ,これまでに試作した問題変形作問学習支援システムを改修し,実践的評価を行う. これらの研究を通して,国際共同研究強化(A)で掲げた課題の達成を目指す.
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)