Research Project
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
本研究の目的は、一律に海外展開されてきた学習者中心型教授法に対するオルタナティブを提示するべく、理想とされる教授法を個々の文脈で構築するための「アプローチ方法」を確立することである。東西アフリカ2か国(タンザニア・ガーナ)と中南米メキシコにおいて、1)現地で代々受け継がれてきた教授法、2)世界展開されてきた学習者中心型教授法、3)現代人が有する教育的価値観、の親和性を比較する。比較事例研究法を用い、3つの比較軸(時空間比較、政策レベル間比較、事例比較)を通して調査・分析を行う。学習者中心型教授法の要素を含み、かつ現地の教育的価値観に見合った教授法を促進できる可能性を探る。