Talent Identification and Employees' reaction in MNCs
Project/Area Number |
22KK0209
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
笠原 民子 静岡県立大学, 経営情報学部, 講師 (40523189)
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Project Period (FY) |
2023 – 2025
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥15,470,000 (Direct Cost: ¥11,900,000、Indirect Cost: ¥3,570,000)
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Keywords | タレントマネジメント / タレント識別 / 従業員行動 / 従業員の認知 / 戦略的曖昧さ / 多国籍企業 |
Outline of Research at the Start |
基課題は、多国籍企業(MNCs: Multinational Corporations)のタレント識別プロセスに影響を及ぼす外的及び内的要因が、海外子会社のタレントの認知、態度、行動にどのような影響を与えるのかを分析することを目的としている。
本国際共同研究では、日本企業を対象とした定量調査を目的とする基課題を基に、欧米地域における日本企業及び欧米企業を対象に、定量及び定性的手法を用いた比較研究を行い、基課題のモデルに対する国や文化、各企業のマネジメントや各海外子会社の役割の影響を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は多国籍企業(MNCs: Multinational corporations)のグローバルタレントマネジメント(GTM: global talent management)、とりわけ、タレント識別プロセスに影響を及ぼす外的及び内的要因が、MNCsの海外子会社のタレントの認知、態度、行動にどのような影響を与えるのかを明らかにすることを目的としている。多国籍企業本社がどのように海外拠点のタレントを識別し、マネジメントするのかは多国籍企業にとって重要な課題である。にもかかわらず、様々な要因から本社が海外子会社のタレントを識別することは容易ではないことが指摘されている。また、タレント識別プロセスやそのマネジメントについて十分な研究が蓄積されていない現状にある。数少ない研究は欧米のコンテクストにて実証されており、アジアの多国籍企業にその研究成果がどこまで当てはまるのかは未知数である。
本研究の初年度となる2023年度は、これまでの研究成果を踏まえて、上記研究テーマについての文献レビュー、多国籍企業へのインタビュー調査等の実施、また国際共同研究者とのディスカッションを重ね、概念フレームワークを構築した。また実証研究の実施に向け、国際共同研究を遂行している研究者とディスカッションを重ねつつ、国際学会、ワークショップ等への参加を通じて本研究課題への知見を深めてきた。また、関連する研究トピックについて国際学会にて研究報告を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は当初予定していた研究計画から少しズレはあるが、想定の範囲内で進行し、おおむね順調に研究は進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画に記載している通り、実証分析を実施し、その成果を論文化し、国際学会にて発表するとともに国際ジャーナルに出版していく。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)