Dynamic simulation of social relationships using multi-modal human datasets
Project/Area Number |
22KK0220
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 90010:Design-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松前 あかね 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (50707859)
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Project Period (FY) |
2023 – 2025
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥15,470,000 (Direct Cost: ¥11,900,000、Indirect Cost: ¥3,570,000)
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Keywords | 社会的関係性 / ソーシャルイノベーション / Social Dynamics / Inter-Subjectivity / Multimodal Datasets / Social Relationships / Social Innovation Design |
Outline of Research at the Start |
インフラ高度化により一段と流動化する社会環境(VUCA)に呼応し,従来の個人やチーム協働で一定の成果物を完成させる行為型doingデザインから,デザイン主体・客体いずれも関係性の再構築を繰り返し,変動する望ましい状態well-beingを共創し続ける,社会デザインはじめ状態型beingデザインの台頭が近年顕著である. 基課題では,特に共創主体となる社会的関係性として相互主観性に着目し,その定量的捕捉に挑戦した.本課題では,定量的アプローチによるデザイン研究を国際的に牽引するグループとの共同研究を通じて,基課題成果を社会的関係性の動態理解ひいては状態型社会デザイン方法論開発に向けて発展させる.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は社会デザイン要素たる社会的関係性への作用機序理解に基づく社会デザイン方法論化に向けて、いかなる関与がいかなる社会的関係性の変化を導くのか、作用機序を探索しうる多元的なヒューマンデータによる社会的関係性動態のシミュレーション手法を開発することを目的とする。 2024年2月下旬から3月上旬にかけて、当初研究計画通りプログラミングに長けた研究協力者を帯同してのSingapore University of Technology and Design (SUTD) への渡航を実現し、Data-Driven Innovation Lab主宰者との共同研究に取り組んだ。渡航に先立ち、生理データに加え言語・非言語コミュニケーションデータを測定する共創実験を設計・実施し、解析対象となる個人間(inter-personal)多次元ヒューマンデータを収集した。渡航中はそれら関与要素を組込み得る社会的関係性動態シミュレーション手法の開発に向けて、SUTD Data-Driven Innovation Lab主宰者と、まず本研究課題が寄与すべきソーシャルイノベーションデザインビジョンについて議論共有し、彼らが先行研究で採用した理論モデルとの相違点や共通点を整理した。それらの議論から、シミュレーションモデルとしての新たな挑戦となる課題が浮上し、それを既存モデルから更新すべき新規性として合意した。本渡航中の成果は今後の研究計画に反映させる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
シミュレーションモデルについては渡航中の議論を経て当初想定していたモデルを改善するため多少進捗が遅れることが予想される.他方で当初次年度に予定していたデザイン理論モデルについては,デザイン理論部会での招待講演機会を得て前倒しで着手したため,全体としては概ね順調に進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は当初計画通り理論モデルの検討中心に研究を進めるが,並行してシミュレーションモデルについても今年度得られた新たな方向性を反映させたモデルの開発を進める。また国際デザイン創造性シンポジウムシリーズを立ち上げ、本研究課題で得られた共同研究関係をプラットフォームとして持続的に発展させ、研究の推進に繋げる。
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Report
(1 results)
Research Products
(12 results)