障害物を越える動作局面における筋相互間の協調性の研究:高齢者の転倒予防の視点から
Project/Area Number |
23500681
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Physical education
|
Research Institution | Iwakuni Junior College |
Principal Investigator |
王 芸 岩国短期大学, 幼児教育科, 講師 (80457275)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 和彦 広島大学, 大学院・教育学研究科, 名誉教授 (20057699)
浅賀 忠義 北海道大学, 保健学研究科, 准教授 (60241387)
|
Project Period (FY) |
2011 – 2012
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2011)
|
Budget Amount *help |
¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
Fiscal Year 2013: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
|
Keywords | 姿勢制御 / 筋シナジー / 外乱 / 高齢者 / 筋電図 / シナジー |
Research Abstract |
本研究よ障害物を越える動作に伴う協調的な筋の共同運動(筋シナジー,synergy)の変化を解析し、予測的姿勢制御(APA)が外乱条1牛における姿勢保持機箔こいかなる影響を与えるかについて明らかにすることができた。本年度は、昨年度の健常若年者を対象とした研究成果を基に、神経系またば運動器障害のない健常高齢者8名を対象にデータ収集、分析を行った。 実験手順としては、1、最大身体動揺シフトの確認;2、身体動揺課題(筋活動モードの同定);3、障害物を越える課題(筋シナジーを求める)であった。被検者はフォースプレート上に安静立位で姿勢を保持し、静止立位姿勢から異なる高さの障害物(身長の5%、10%、15%)をまたき越える動作を行った(各条件で12回ずつ施行)。その際のCOPの軌跡とFxの数値変動および10姿勢筋の筋活動から、それぞれCOPとFxにおける筋シナジしを求めた。 その結果健常高齢者における障害物を越える動作に伴う筋シナジーは、健常若年者に類似した協調性がみられたしかし、体幹・下肢筋群の積分筋電値を主成分分析した結果高齢者群は若年者群に比べて有意にco-contractioh Modesの数が多かった。健常高齢者においては、前麦方向のバランス保持機能を反映するパラメータとしてのCOPと、下肢筋力発揮のパラメータとしてのFx成分における筋シナジーの機能が備わったことを明らかとなった6
|
Report
(2 results)
Research Products
(15 results)