細胞トモグラフィーによる分子標的治療効果相関マーカーの探索
Project/Area Number |
23501320
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Clinical oncology
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Research Institution | Japanese Foundation For Cancer Research |
Principal Investigator |
三嶋 雄二 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター臨床部, 研究員 (10442550)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
照井 康仁 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター臨床部, 研究員 (10285786)
松阪 諭 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター臨床部, 研究員 (00372665)
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Project Period (FY) |
2011 – 2012
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2011: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 末梢循環癌細胞 / 蛍光免疫染色 / FISH / Her2 / スフェロイド / 末梢循環腫瘍細胞 |
Research Abstract |
課題(1): 蛍光3次元トモグラフィーによる腫瘍標本のマルチチャンネル解析:胃癌延べ145症例について、文書による同意取得後末梢血10mLを採取し、末梢循環腫瘍細胞(CTC)の同定とHer-2、FGFR2遺伝子増幅を解析した。Her2は126例、FGFR2は95例についてCTCを検出し遺伝子増幅の有無の判定が可能であった。これは同時に実施した先行技術であるVeridex社の手法におけるCTC検出率54%と比較して有意に高く、さらにより高精度なFISH法により遺伝子増幅症例を識別することを可能にしたことで、癌の分子標的治療の発展とともに期待が高まっている"Liquid biopsy"による腫瘍の遺伝子異常解析を可能する上で重要な研究成果である。 課題(2): イメージングデータと臨床予後の相関解析:次年度以降に向けて分担研究者(松阪)を治験責任医師として、課題(1)の手法を使用し原発Her2陰性でCTCにおいてHer2遺伝子増幅の検出された胃癌症例を対象に抗Her2抗体治療を実施する臨床研究を開始した。既に乳癌においては同様な臨床試験が欧米で開始されているが、胃癌に関しては本研究が世界で最初となり非常に意義深いと考える。 課題(3): 3次元培養による腫瘍幹細胞の表現型と薬剤感受性に関する検討:大腸癌、胃癌、乳癌の胸・腹水、外科切除検体より腫瘍細胞を精製しスフェロイド培養により長期間の維持培養を実施した。培養に供した検体は延べ148検体であり、そのうち十分な大きさのスフェロイド培養塊を形成した32検体については、フィブリンクロットを作成した後FFPE標本を作成した。本標本は次年度以降、組織マイクロアレイ(TMA)の作成を予定しており、その後の解析はTMAを用いて実施する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(13 results)