第一・第二言語における日本語名詞修飾節習得過程と類型論的差異の影響
Project/Area Number |
23520644
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese language education
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Research Institution | Reitaku University |
Principal Investigator |
大関 浩美 麗澤大学, 外国語学部, 准教授 (50401584)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2011: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 第一言語習得 / 第二言語習得 / 名詞修飾節 / 関係節 / 国際情報交換 アメリカ、香港 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.平成24年度末にハワイ大学のWilliam O'Grady教授からコンサルティングを受け、タイ語データとの比較の重要性を指摘されたことを受け、平成25年度から平成26年度にかけて、タイ人留学生の協力を受けながらタイ語のコーパスで使用された関係節の分析を行った。コーパスから取り出した関係節の分析が終わり、口頭発表への応募の準備をしていたところで体調不良のため中断している。分析は、本研究の研究目的に沿って、構造および意味・機能双方の観点から行い、英語を対象とした結果とも日本語を対象とした結果とも異なる結果となっており、今後、改めて口頭発表を行う予定である。 2.タイ語・韓国語・中国語母語の日本語学習者から、ストーリーテリングのデータ収集を行った。本データも、業者を使った文字起こしの後、分析を行う予定であったが、体調不良により中断しており、今後分析を続ける予定である。なお、申請当初は、日本語母語話者および日本語を母語とした子供(日本語児)も対象としてデータ収集をする予定であったが、これに関しては、他研究者がコーパスとして公開することとなったため、計画を変更し、母語話者・日本語児のデータ収集は行わなかった。 3.研究計画では、①日本語児を対象とした実験によるデータ収集、②日本語児および日本語学習者を対象としたストーリーテリング(frog story)を使ったデータ収集、により名詞修飾節の習得研究を行う計画であったが、①の実験研究に関しては、香港(香港理工大学教授および大学院生)、イギリスの研究者と共同で行うプロジェクトに参加したため、本研究ではなく、そのプロジェクトの一環として行うこととし、京都産業大学の研究者と共同で日本語による実験文の作成、検討等にあたった。 4.平成25年度に日本認知言語学会で発表した成果を論文にまとめ、認知言語学会論文集に発表した。
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Report
(4 results)
Research Products
(7 results)