ヌクレオリンによる核酸医薬のガン細胞特異的シャトル機構の解明
Project/Area Number |
23590042
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Physical pharmacy
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤原 芳江 大阪大学, 蛋白質研究所, 招へい研究員 (90423095)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣明 秀一 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (10336589)
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Project Period (FY) |
2011
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | ヌクレオリン / 核酸医薬 |
Research Abstract |
ヌクレオリンは核小体に局在する蛋白質として知られるが、近年の研究で核質・細胞質・細胞表面にも存在していることが明らかになっている。細胞表面のヌクレオリンはウイルスの分子標的など、リガンド受容体として機能し、またがん細胞のマーカーの一つである。本研究では抗がん剤として開発中の核酸医薬AS1411の、ヌクレオリンによる細胞内取り込みにおける分子認識機構を検討した。ヌクレオリンによるAS1411の認識にはRNA結合性ドメイン(RRM1~4およびGARドメイン)が関与することは既知であるが、AS1411は4本鎖構造を特徴としており、その認識機構は未知である。ドミナントに結合するドメイン解明のため、ヌクレオリン本来のドメインの連続性を維持したままドメイン分割し、一群の部分蛋白質を用意した。一方AS1411の4本鎖構造はこれまで、主に2本のDNA鎖によって形成されていると考えられてきたが、アニール条件により単独鎖由来の4本鎖構造も含む、分取可能な複数のピークに分離できることが報告された。そこで分取の再現性を確認し、代表的なピークも分取した。以上を用いてバンドシフトアッセイを試みたが、結合の確定的な判定は難しかった。AS1411の4本鎖構造形成は1塩基付与でも容易に影響をうけてしまうことから、BIAcore等の別手法によりヌクレオリンとの結合を今後判定する必要がある。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)