視床下部-下垂体-副腎皮質系が作業関連性筋骨格系障害の症状変化に及ぼす影響
Project/Area Number |
23590760
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Hygiene
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
太田 充彦 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (80346709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 雄一郎 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (80135334)
間瀬 純治 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教 (30506126)
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Project Period (FY) |
2011
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2013: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2012: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
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Keywords | 視床下部-下垂体-副腎皮質系 / 作業関連性筋骨格系障害 / コルチゾール / デヒドロエピアンドロステロン / 唾液 / 液体クロマトグラフィー / バイオマーカー |
Research Abstract |
研究代表者の海外留学によそ応募資格喪失のため、補助事業初年度の平成24年3月に本研究を廃止した。本報告では初年度に実施したベースライン横断調査について概説する。 対象者は保育園に勤務する女性保育士・調理師。視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA系)の活動指標として唾液中のコルチゾールとデヒドロエピアンドロステロンを測定した。唾夜ま9・12・15時に採取した。近年トピックとなっている毛髪中コルチゾールの測定も、低侵襲なHPA系ホルモン測定方法の確立を目的に行った。質問紙調査にて腰痛・頸肩腕障害の他、年齢、職場環境等を評価した。117人(平均32.4歳)における解析結果では、15時の唾液コルチゾール濃度が頸肩腕障害・腰痛の症状の程度(頸肩腕障害:症状のない者の平均値1.65nmol/l、気にならない症伏のある者2.13nmol/l、気になる症状のある者2.21mmol/l、p値0.014(Kruskal-Wallis検定);腰痛:症状のない者1.68nmol/l、気にならない症状のある者2.00nmol/l、気になる症状のある者2.48nmol/l(p値0.011)やVisualAnalogue Scale (VAS)で評価した痛みの強さ(スピアマン相関係数:頸肩腕障害0.196(p値0.035);腰痛0.184((p値0.047))と関連を認めた。 頸肩腕障害・腰痛といった作業関連性筋骨格系障害は有病率が高く、労働者の健康や労働災害の発生にも関連する。腰痛の予後推定は現在のところ確立された方法がないが、この対象者を追跡することで、唾液試料から測定できるHPA系ホルモンが頸肩腕障害・腰痛の症状変化を予測するバイオマーカーになりうるかが判明できる。今後何らかの手段でこの点を明らかにすることが期待される。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)