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アルツハイマー型認知症患者におけるニコチン受容体とアミロイド蓄積の関係の検討

Research Project

Project/Area Number 23591268
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Research Field Neurology
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

石川 雅智  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任助教 (00400953)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 呉 勁  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任准教授 (20375512)
Project Period (FY) 2011
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2011: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywordsアルツハイマー型認知症 / α7ニコチン受容体 / PET / アミロイドβ / PiB
Research Abstract

脳内α7ニコチン受容体は注意と記憶の機能との関連が深く、アルツハイマー型認知症(AD)の病態の一因とされているアミロイドβの神経障害に対して神経保護作用を持つことが報告されている。ADにおける脳内α7ニコチン受容体の状態を明らかにすることは、その病態理解や新規治療法への手がかりとして重要である。千葉大学は脳内α7ニコチン受容体を定量評価する薬剤である[^<11>C]CHIBA-1001を開発し、東京都健康長寿医療センター研究所において世界で初めて臨床利用を開始した。この[^<11>C]CHIBA-1001と脳内のアミロイドβを描出する[^<11>C]PiBを用いて同一被験者に対してPET撮影を行った。これによりAD発症におけるα7ニコチン受容体の役割を明らかにする計画であった。同時に[^<18>F]FDG-PET、MRI撮影、認知機能検査も行い、その結果とアミロイドβ・α7ニコチン受容体の分布との関係も確認する予定であった。これまでに4名のAD患者と13名の健常者に対して、各種検査を終了している。
既存のデータで画像解析を行ったところ、AD患者すべてと健常者1名においてPiBの集積が認められた。FDGはAD群において頭頂葉を中心に低下していたが、PiBの集積との部位的相関は見られなかった。[^<11>C]CHIBA-1001は定量解析の経過中に、その薬物動態が3コンパートメントモデルではなく、2コンパートメントモデルに従うことが分かった。この場合、[^<11>C]CHIBA-1001の総分布体積のみが算出できる。これは測定した[^<11>C]CHIBA-1001の分布のうち何割が非特異的結合であるのかが算出できないことを意味する。このため、[^<11>C]CHIBA-1001の分布を異なる二群間(AD群と健常者群)で比較、検討することが困難であることが判明した。以上のことから、残念ながら計画を廃止することとした。

Report

(1 results)
  • 2011 Annual Research Report

URL: 

Published: 2011-08-05   Modified: 2019-07-29  

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