Project/Area Number |
23592170
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
白須 幹啓 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (70530343)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 浩芳 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (90381962)
小田 良 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (80516469)
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Project Period (FY) |
2011
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 神経培養 / 神経再生 / SNARE |
Research Abstract |
シナプス開口分泌関連タンパク質受容体SNARE (soluble NSF attachment protein receptor ; VAMP-2およびSNAP-25A) による、神経突起伸長への促進的作用の解明のため、以下の実験を行った。まず、後根神経節の初代培農系の確立および実験系の条件設定を行った。この過程で、胎児の摘出時期が胎生20日が最も良好な条件であったこと、およが薬剤の投与時期を培養14日目が適していることを明らかにした。次に、末梢神経再生に深く関連している神経栄養因子(NRG,NGF,BDNF,NT3,CNTF,GDNF,IGF)のリガンドを培養系に添加するため、各プライマーを入手し、神経細胞に添加した。この結果、NGFで良好な神経突起伸長が観察できた。しかし、他の因子に関しては効果判定が難しく、実験を継続中である。さらに、SNAREとの相互作用を検討するため、SNAREのRNAを入手し、添加時期の条件設定を現在行っている。今後SNAREと神経栄養因子の相互作用を明らかにする予定であった。神経の再生において、シュワン細胞との相互作用が欠かせない。そこで、シュワンの化段階で発現すそ転写因子(STAT3,SOX2&10,Krox20,ATF-3)の遺伝子発現を、SNAREのリガンドを添加し、リアルタイムPCR法で解析する計画であった。現段階として、SNAREによる神経突起伸長解明のための基礎的研究が前進できたという点で、意義のある研究であった。
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