Project/Area Number |
23684013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
浅岡 陽一 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (40345054)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥18,460,000 (Direct Cost: ¥14,200,000、Indirect Cost: ¥4,260,000)
Fiscal Year 2013: ¥7,410,000 (Direct Cost: ¥5,700,000、Indirect Cost: ¥1,710,000)
Fiscal Year 2012: ¥7,280,000 (Direct Cost: ¥5,600,000、Indirect Cost: ¥1,680,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Keywords | ニュートリノ / Ashra / チェレンコフ光 / PeV |
Research Abstract |
本年度は、角度決定精度に優れたAshra検出器を用いて、大気チェレンコフ法による超高エネルギー宇宙線加速源からのタウニュートリノ観測を高効率で行った。超高エネルギー宇宙線加速源候補天体からのニュートリノ検出は、加速メカニズム解明に決定的な役割を果たす。大気チェレンコフ法は、山・地殻をニュートリノ標的とて使用するユニークな検出方法で、10~100PeVにて最高の点源感度を達成することができる(PeV=1015eV)。 大気チェレンコフ法による超高エネルギー宇宙線加速源からのタウニュートリノ観測において、角度決定精度はバックグラウンド事象からのニュートリノ識別及び加速源特定のために非常に重要である。本年度は、到来方向の事象再構成方法を確立し、ニュートリノ事象に対する到来方向決定精度の系統的な評価を進めた。具体的には、Likelihood解析を用いた精細チェレンコフシャワーの事象再構成により、100PeV陽子に対する角度精度を、様々な条件に対して定量的に見積もった。この詳細な解析結果は、バックグラウンド事象や感度の見積及び系統誤差の評価と共にAstroparticle Physicsにて出版した。 さらに、新たに雇用したプロジェクト研究員と共に前年度にインストールしたトリガー読み出し系を使用した定常観測を継続した。観測システムの安定化および自動化を目指して、プロジェクト研究員が中心となって、Run Control Systemの開発・実装を行った。その結果、高効率観測を1年間継続することができ、最大観測可能時間2006時間に対し、実観測時間1874時間を達成した。好天率は97%、稼働率は96%である。本補助金は、プロジェクト研究員雇用のための費用及び、調整、観測に必要な諸経費と、研究代表者、研究協力者の渡航、滞在費として使用した。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)