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脳死腎移植臨床応用へ向けた生体内制御性樹状細胞誘導による免疫寛容誘導法の検討

Research Project

Project/Area Number 23791790
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeMulti-year Fund
Research Field Urology
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

篠田 和伸  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (60348737)

Project Period (FY) 2011
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2011: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Keywords樹状細胞
Research Abstract

本研究は脳死下臓器移植を想定し、生体内における制御性樹状細胞誘導法を確立することを目的としている。まずは、ドナー脾細胞断片のレシピエントラットへの有効な取り込みを検討した。ドナー脾細胞を浸透圧ショックさせ、フローサイトメトリーによるTUNEL法にてドナー脾細胞がきちんとアポトーシスを起こしていることを確認した。つぎに、ドナー脾細胞をCFSEで標識し、浸透圧ショック後の細胞断片と特異的NF-kappaB阻害剤(DHMEQ)をレシピエントラットの陰茎背静脈より注入し、レシピエントラット脾臓への取り込みを確認した。In vivo imagingによりレシピエント脾臓に細胞断片が取り込まれていることを確認した。脾細胞数、DHMEQの濃度をさまざまに割り振ると1*10^7個の細胞断片と20mg/dlのDHMEQ濃度が一番取り込みが有効であり、2回の投与が最も有効であることが判明した。次に細胞断片取り込み後のレシピエント脾細胞を採取し、フローサイトメーターにてCFSE陽性細胞をソーティングした。それらのOX-62の発現を調べると80%以上陽性であり、それらが樹状細胞であることがわかった。それらの樹状細胞の炎症性サイトカイン(IL-12p70,IL-6, TNF-a)は有意に抑制されていた。この樹状細胞とドナー脾細胞、3^<rd> partyラット(Fisher)脾細胞とのそれぞれの混合リンパ球培養を行い、ドナー細胞特異的に細胞増殖を抑制することが分かった。上記内容は平成23年度の研究内容。研究代表者海外留学のため、平成24年度は研究廃止。

Report

(1 results)
  • 2011 Annual Research Report

URL: 

Published: 2011-08-05   Modified: 2019-07-29  

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