女性SLE患者が抱くボディイメージの認識とその構造化
Project/Area Number |
23792611
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Clinical nursing
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
前田 祥子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 助教 (70587823)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2014: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2013: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2011: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | ボディイメージ / SLE / 療養体験 / Body Image |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、女性SLE患者にとって療養を困難にさせる原因の一つであるボディイメージについて、質的調査と量的調査のトライアンギュレーションによる概念の構造化と関連要因の検討を行なうことを目的としている。 研究は、(1)文献レビュー (2)概念分析 (3)インタビューガイドの作成・インタビュー調査 (4)内容分析 (5)パイロットスタディ (6)本調査 (7) ボディイメージの構成概念図の作成の7ステップからなっている。 平成23年度から平成24年度にかけて、(1)と(2)の途中までを実施した。SLE患者のボディイメージに関する文献レビューからは、24件の該当文献が得られ、それらは「療養体験」、「HRQOL」、「外見」、「セクシュアリティ」、「療養と支援」、「発達段階」の6カテゴリーに分類された。 平成24年から平成25年にかけて、(2)~(4)の途中まで実施した。文献レビューの結果をふまえて新たに文献を追加し、計41件の文献からSLE患者にとってのボディイメージに関する概念の検討を実施した。概念分析の結果、『先行要件』は「SLE」、「副作用」の2項目、『属性』は「身体の変化」、「セクシュアリティ」、「スティグマ」の3項目、『帰結』は「外見懸念」、「自尊心の低下」、「QOLの低下」、「性的不満足」、「発達への影響」、「生活体験」、「潜在的ニーズ」、「対処行動」、「服薬遵守の低下」、「自立性の欠如」の10項目が分類された概念分析の成果をもとにインタビューガイドを作成し、平成25年7月から12月にかけて計15名の女性SLE患者に対してインタビュー調査を実施した。現在、インタビュー調査結果を内容分析にて分析中であり、今後(5)以降の調査を順次実施していく予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(4 results)