Just-In-Timeバグ予測モデルの開発と適用に関する研究
Project/Area Number |
23800044
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Software
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
亀井 靖高 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 助教 (10610222)
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Project Period (FY) |
2011-08-24 – 2013-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | Just-In-Time / ソフトウェア信頼性 / 品質測定 / バグ予測 / ソフトウェア変更 / オープンソースソフトウェア |
Research Abstract |
本研究では,予測モデルの現場への適用を促進することを目的として,ソフトウェア変更に対するバグ予測モデル(Just-In-Timeバグ予測モデル)を提案する.Just-In-Timeバグ予測モデルは,開発者が実装工程中に行うモジュールの変更に対して,その変更にバグが含まれるか否かを予測し,予測結果をリアルタイムに開発者にフィードバックする.Just-In-Timeバグ予測モデルを開発するために,3つのサブタスク「(1)Just-In-Timeバグ予測モデルのための特徴量の開発」,「(2)Just-In-Timeバグ予測のモデリング技術の開発」,「(3)システム化,及び,実用化実験」をサイクリックに取り組む.本研究で提案するJust-In-Timeバグ予測モデルは,従来のバグ予測研究と異なり,モジュールの変更に対してリアルタイムにバグの有無を予測する.そのため,ソフトウェアが完成していない状態においても,当該ソフトウェア変更から特徴量を計測できることが求められる.そこで,初年度は(1)ソフトウェア開発リポジトリ(ソースコードの変更履歴を蓄積するデータベース)から自動的に特徴量を計測できる枠組みを目指して,5つのカテゴリ群(変更者の開発経験,変更目的,予測対象モジュールの変更履歴など),計13種類の特徴量を提案した.(2)提案した特徴量を用いてロジスティック回帰分析により,Just-In-Timeバグ予測モデルを構築した.(3)EclipseやMozillaなどの大規模なオープンソースプロジェクトを対象に実験を行った結果,Just-In-Timeバグ予測モデルの有用性を確認した.今後は,この特徴量を計測する枠組みを拡張し,より応用ドメインによる実用化実験を行う予定である.これらの研究成果(1)(2)(3)の内容をまとめ,電子情報通信学会のソフトウェアサイエンス研究会にて発表を行った.
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)