Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
これまでの光ユニタリ変換回路の大規模化上の課題であった過剰損失を化合物半導体能動素子集積によって克服した,真のユニタリ性を有するスケーラブルでロバストな高度ユニタリ変換光集積回路を研究開発し,光ファイバ通信および光コンピューティングに応用することを通じて,任意の線形行列演算を光領域で超高速・低消費電力に行なう画期的な技術基盤を社会に提供することを目的とする.具体的には,InP系能動素子・受動素子一体集積プロセス技術を進化させ,従来の受動光ユニタリ変換回路への増幅性能動素子の一体集積化を可能にし,正味損失のない真のユニタリ演算を大規模に実行できる次世代光集積回路の試作実証を目指す.