Project/Area Number |
23H00780
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 06010:Politics-related
|
Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
舟木 律子 中央大学, 商学部, 教授 (20580054)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥8,060,000 (Direct Cost: ¥6,200,000、Indirect Cost: ¥1,860,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 先住民自治 / 土地権 / 制度と運用の乖離 / 質的比較分析 / QCA |
Outline of Research at the Start |
先住民の権利は1990年代以降、国際法によって認められてきた。2022年現在、ラテンアメリカで先住民の土地権を憲法上認めたのは15カ国に上る。だが土地権が憲法に明記された後も条文と現実の運用との間には乖離が存在しており、その乖離をいかにして縮めていくかということが次なる課題となっている。いっぽう、先住民の土地権が憲法上明文化されていない国であっても、国際法を梃子に土地権を政府に認めさせたベリーズのような事例も出現している。このような「実質的土地権の保障」は、いかなる要因により実現するのか。本研究では中米7カ国を対象とする混合調査と質的比較分析を行い、その原因条件を明らかにする。
|