Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究の目的は、「選択的記憶再生法(targeted memory reactivation; TMR)」が、レム睡眠中の記憶変容とノンレム睡眠中の記憶定着に及ぼす効果を確かめることである。TMRとは、覚醒中の記憶時に音・光・匂いなどの刺激を提示し、その同じ刺激を睡眠中に提示することによって、睡眠中の記憶再生を促す技術である。本研究により、レム睡眠中の記憶変容はTMRによって促進されることが、世界で初めて明らかになる。