Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
酸素高選択透過膜の創製のために,①均一細孔で分子ふるいをベースにした細孔径制御,②細孔内での酸素吸着性の同時制御をマイクロポーラス材料設計の課題とする。また,選択性向上のため超低温 (~-180℃)での酸素の吸着ブロッキングに着目して研究を遂行する。本研究では,多孔膜による分離が極めて難しい酸素分離膜の設計指針だけでなく,超低温におけるシリカ系膜の透過・分離機構に関する新たな知見を得ることができ,分離プロセスの高度化について検討できる。