Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ベゴモウイルスはタバココナジラミ媒介性のDNAウイルスであり、熱帯から温帯までの広範囲で園芸生産における脅威となっている。しかし、世界的に需要の大きいナス科およびウリ科の野菜ではベゴモウイルス抵抗性品種が未だ報告されておらず、これは学術・応用の両面で解決すべき重要な課題である。本研究では、複数のベゴモウイルス抵抗性トウガラシ、ナス、キュウリ、メロンを分子生物学的手法で解析し、交雑後代を用いたマッピングにより抵抗性遺伝子を単離することで、複数の新しいウイルス抵抗性メカニズムの解明を試みる。