Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
研究代表者らは主要な大腸癌の発癌経路であるAdenoma-carcinoma sequenceに寄与する腸内細菌や腸内代謝物質を特定してきた。本研究では新しい大腸癌の発癌経路であるSerrated pathwayに関与する腸内細菌、腸内細菌由来遺伝子や代謝物質を特定する。SPS(Serrated Polyposis Syndrome)患者:80名を研究対象とし、凍結便を用いてメタゲノム解析とメタボローム解析を行う。性別および年齢を適合させた健常者と比較検討を行い、SPS患者に特徴的な腸内環境を明らかにする。さらにアンケートを基に、SPS患者に特徴的な生活習慣や栄養素摂取量等を明らかにする。