Project/Area Number |
23H03074
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57020:Oral pathobiological science-related
|
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
小松澤 均 広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (90253088)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松尾 美樹 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (20527048)
LE NGUYEN・TRA・MI 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (20897904)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥14,170,000 (Direct Cost: ¥10,900,000、Indirect Cost: ¥3,270,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
|
Keywords | バクテリオファージ / 口腔細菌 / 細菌叢 / 口腔細菌叢 / マイクロバイオーム / ファージオーム |
Outline of Research at the Start |
近年、細菌叢を形成する部位には多様なファージが存在することが報告されている。そこで、本研究では口腔の多様なバクテリオファージ(以下ファージ)集団であるphageomeについての網羅解析を行い、口腔細菌叢との関連性について明らかにする。唾液を用いたファージのメタゲノム解析と細菌叢の16s rRNA解析を行い、1口腔単位でのファージと細菌との関連性について検証を行う。さらに、口腔の主要なファージ、う蝕・歯周病原菌に感受性を示すファージを明らかにする。これらの検証を行うことで、口腔のファージの役割について明らかにし、口腔細菌叢の形成機序の解明に向けての新しいアプローチを提唱する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
唾液検体を広島大学病院患者、教職員、学生から採取するための倫理申請を行い、承認を得た。唾液中にバクテリオファージが実際に存在するかを確認するため、ヒトの含嗽、歯科由来の汚染水などからStreptococcus mutans, S. oralis, S. sanguinisなどの口腔レンサ球菌等に感染するバクテリオファージの探索を試みた。含嗽水1リットルを用いて、超遠心機を用いたバクテリオファージの精製を行い、バクテリオファージ活性の有無を検討した結果、著明な活性を有するバクテリオファージは同定できなかった。併せて、今後、唾液サンプルからのバクテリオファージの同定を行うため、被験菌として多くの細菌種および細菌株が必要となるため、S. mutans、S. gordonii、Prevotella intermedia、Fusobacterium nucleatum、Porphyromonas gingivalis等の細菌の分離を種々の選択培地を用いて行い、最終的には菌種特異的なPCR法により、数菌種の分離・同定を行った。
|
Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|