Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では,知的に制御されるインタラクティブな遊び道具を対象に,使用する子ども同士の共創と,子どもと開発者の共創の2つの共創を意図して開発する方法論の構築を目的とする.これを実現する上で最も重要な仕掛けの一つは,遊びの誘導と活性化のスキルを備えたファシリテータが開発のプロセスに参画することにあると考えており,ファシリテーションの実践者とデバイス開発の研究者がチームを形成してこれに取り組む点で本研究は極めて独創的かつ創造的であると考えている.具体的には,表現活動や遊びの現場にデバイス開発者が入り込み,遊びに対する子どもの欲求を直接ヒアリングすることを計画している.