Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ネットワークに接続されたセンサにより実世界の物理情報を自在にアクセス可能とする「モノのインターネット(IoT)」が発展しているが、現状では既存の固定センサがその場の情報を計測するにとどまる事例が大半である。本研究は(A)環境中を自在に移動できる超小型のセンサを導入する、および(B)環境に置かれたセンサが自身から離れた箇所の環境情報を遠隔計測することを可能とする、の2つの方略により、究極的には相手の環境の気温、匂い、音、湿度、その部屋にいる人の息遣いといったあらゆる環境情報をデータ化してネットワークに乗せるような圧倒的な環境情報へのアクセシビリティを提供することを目的とする。