Project/Area Number |
23H05092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
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Research Institution | 三重県教育委員会事務局 |
Principal Investigator |
Sugino Takuya 三重県教育委員会事務局, 三重県教育委員会事務局
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2023: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 球技(ゴール型) / ICT / ルーブリック / ボールを持たない動き / 連携技能 / 2対2 / ボールを持たない時の動き / ゴール型 |
Outline of Research at the Start |
各単元の授業では, ①授業ごとにテーマを設定する。②生徒が動きのイメージが持てるように映像を見せる。③授業において2対2の活動を取り入れ攻守におけるボール保持者の動きやボールを持たない動きに言及する。④生徒はグループで効果的な攻・守ができたかを自身の映像を見て振り返る。 初めはボール操作が容易な単元を扱い,次にボール操作が必要な単元を行うことで,ボールを持たないプレーヤーの動くタイミングや動き方が身についたかを映像と振り返りシート,アンケートをもとに分析を行う。 分析から運動が得意,苦手な生徒がいる中,全ての生徒がボールを持っていないプレーヤーの効果的な動き方が身につくような授業モデルを作成する。
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Outline of Final Research Achievements |
ゴール型の単元について、2対2を主軸として授業を展開していくことは、ボールを持った時の攻撃とボールを持たないときに動きについて、運動の得手不得手に限らず理解がしやすい授業モデルであった。また、守備においても同様に2対2は、ボールを持たない相手に対する守備の理解についてもフォーカスができ、技能を獲得しやすい展開であった。攻撃と守備において、複数が連携した動きを行い、攻防をしていくことで攻守の動きの質が高まり、ゴール型の面白さの本質を味わうことにつながった。さらにICTやルーブリックの評価表を必要に応じて活用することでその効果がさらに高まることがわかった。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
複数の人が攻防を繰り返すことから、一般的に指導が難しいゴール型の単元において2対2といったボールを持った時の動きとボールを持たない時の動きがはっきりわかることで、生徒も指導者も身に付けたい技能が明確になる。
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