ドローンとVRでの教育DX用コンテンツ開発とデジタル・シティズンシップ教育の実践
Project/Area Number |
23H05138
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | 関市立安桜小学校 |
Principal Investigator |
安藤 忠展 関市立安桜小学校, 岐阜県関市立安桜小学校 教頭
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥470,000 (Direct Cost: ¥470,000)
Fiscal Year 2023: ¥470,000 (Direct Cost: ¥470,000)
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Keywords | ドローン / 360度カメラ / 教育DX |
Outline of Research at the Start |
①4K撮影対応のドローンで学校だけでなく、関市内の文化や遺跡などもで空撮することにより、様々な教育DX用デジタルコンテンツを開発し、貴重な教育用デジタルアーカイブを作成する。 ②学校での様々な行事や活動、関市内の様々な場所を360度カメラで撮影し、VRで利用できるように編集・記録することによって、VRの世界で利用可能なコンテンツを開発する。 これらのコンテンツを利用した実践を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
GIGAスクール構想での1人1台のタブレットと高速大容量ネットワークを活用し、ドローン映像と360度カメラ映像を利用した教育DX用コンテンツを開発した。さらに、これらのコンテンツを利用して、自らの姿・活動・動きを見直すデジタル・シティズンシップ教育を実践した。 4K撮影対応のドローンで空撮することにより、鼓笛活動でのフォーメーションを見つめ直し、創立150周年記念に相応しい演奏にすることを目指した。タグラグビーでのオフェンス・ディフェンスのラインの確認などでドローン映像を利用し、チームプレーの向上を目指した。さらに、地域教材として、関市刃物会館「せきてらす」やフェザーミュージアムなどもドローンで撮影し、校区の紹介映像としてまとめていった。 360度カメラ映像では、野外学習や運動会などの様々な行事を撮影し、創立150周年記念コンテンツとして開発した。150周年記念事業の一環として、運動会のオープニングでバルーンリリースを実施し、360度カメラ映像により、快晴の中に舞う500個の風船の素晴らしさを全天球型映像で記録し再生した動画は、児童の記憶と共に、VR映像としても残すことができた。岐阜県博物館の恐竜の骨格や1300年の伝統ある関市の小瀬鵜飼等も撮影し、360度カメラによる教育用コンテンツとして開発した。 4K対応のドローン映像や360度カメラ映像は、ロイロノートでも利用可能にし、自分たちの姿を見つめ直し、次に改善していくことを繰り返すことで、デジタル・シティズンシップ教育を進め、創立150周年記念に相応しいコンテンツ開発と児童の姿を実現することができた。さらに、次年度でも繰り返し利用できるように教育DX用デジタルコンテンツとして開発した。
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Report
(1 results)
Research Products
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