医療情報データベースを活用したCOVID-19感染関連心筋炎のリスク因子探索

• Project/Area Number: 23H05267
• Research Category: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• Allocation Type: Single-year Grants
• Review Section: 3180:Clinical pharmacy-related
• Research Institution: The University of Tokushima
• Principal Investigator: 柴田 高洋 徳島大学, 病院, 薬剤師
• Project Period (FY): 2023-04-01 – 2024-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2023)
• Budget Amount: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000); Fiscal Year 2023: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
• Keywords: 新型コロナウイルス感染症

Outline of Research at the Start

2019年のアウトブレイク以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いている。近年の研究で、新型コロナウイルス感染患者の約28%に心筋炎等の心筋障害が認められることが報告されており、予後悪化に関わる原因となっている。
そこで、本研究では、新型コロナウイルス感染症に関連した心筋炎に関して、医療ビッグデータ解析により網羅的にリスク因子を探索し、心筋炎発現リスク評価法を構築することを目的とする。

Outline of Annual Research Achievements

2019年のアウトブレイク以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いているが、近年の研究で、新型コロナウイルス感染患者の約28%に心筋炎等の心筋障害が認められることが報告されており、予後悪化に関わる原因となっている。本研究では、新型コロナウイルス感染症に関連した心筋炎に関して、医療ビッグデータ解析により網羅的にリスク因子を探索し、心筋炎発現リスク評価法を構築することを目的とした。テキストマイニングの手法を用いて2020年1月以降に出版された学術論文の要旨を網羅的に解析したところ、年齢や炎症性疾患等が新型コロナウイルス感染症関連心筋炎のリスク因子として示唆された。