Project/Area Number |
23K00006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 01010:Philosophy and ethics-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
池田 丈佑 富山大学, 学術研究部教育学系, 准教授 (50516771)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 難民 / 国内避難民 / 強制移動 / グローバル倫理 / 徳倫理 |
Outline of Research at the Start |
この研究では、難民や避難民の受入・保護に関連して(1)徳倫理を軸に、倫理学・政治思想・国際関係論の知見を総合した枠組みを提示する。その上で(2)フィールドワークを通して実際の現場における倫理と実践との一致や乖離をみる。倫理学と隣接領域とを横断して理論を示し、南アジアとヨーロッパに調査地を展開して理論的内容を検証することが、研究の独自性である。3年の期間で、理論的にも実証的にも国際的コンペテンスの高い研究に仕上げることが、本課題の最終目標である。
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Outline of Annual Research Achievements |
今期は1年目ということで、倫理学ならびに国際政治学における徳倫理の扱いについて理論的精査を進めた。独自での研究成果にはまだ至っていないものの理論部についての研究進捗は順調であり、研究が間接的に反映された成果も2点出ている。24年度は学会発表(可能であれば国際学会)による成果還元にむけて準備する。
一方海外調査については、本課題に先立つ課題以降現地調査に大きな支障を伴っており、今年度予定していたインド渡航を断念した。これに代わって代替地として計画していたエチオピアの検討に入った。既に現地状況を含めた情報収集を複数完了させており、24年度に第1回調査を行いたい。これと別に、当初計画に合ったバングラデシュについても調査準備を開始する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
順調である部分とそうでない部分がある。理論上の精査は当初の計画通りに進んでおり、それを踏まえたものが間接的ながら成果として反映できている。一方海外調査については当初予定していたインド渡航を断念せざるを得なかったためである。
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Strategy for Future Research Activity |
2年目は理論部分についての議論の構築と公表、第1回海外調査の実施がメインとなる。具体的にはエチオピアとバングラデシュ、あるいはインドが候補地となる。エチオピアの場合アディスアベバにおける情報収集とインタビュー、バングラデシュ/インドの場合には情報収集とインタビューに加えて大学での調査を予定する。
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