• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

A fieldwork on Kinnauri: a study of compound sentences

Research Project

Project/Area Number 23K00483
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 02060:Linguistics-related
Research InstitutionAichi Prefectural University

Principal Investigator

高橋 慶治  愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (20252405)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywordsチベット・ビルマ諸語 / 西ヒマラヤ諸語 / キナウル語 / 現地調査 / 複文 / 条件文
Outline of Research at the Start

本研究では、各年度ごとに1つの主題を中心に調査を行う。
条件節は比較的単純である。本応募研究ではキナウル語にどのような形式的特徴があるか、また類型的に一般化されるかどうかを確認する。
連体修飾は少なくとも3種類の形式があり、これらの構造上の違いが用法としてどのように異なるかを明らかにする。
副詞節には、時を表すものと原因理由を表すものがある。時を表す節はいくつかの形式があり、その違いは明確ではない。原因理由を表す節は必ずしも複文を形成しておらず、解釈は文脈によるという側面を持つ。
キナウル語の「言う」「思う」の補文はこれまで十分な記述がない。補文内での動詞の人称接辞のあり方は十分な分析が必要である。

Outline of Annual Research Achievements

本研究では、キナウル語の構文研究を単純なものから進展させるために複文構造を扱う。とくに、条件節、連体修飾節(いわゆる関係節)、時や原因理由を表す副詞節の例を集め、その構造や意味を明らかにする。また、「思う」や「言う」という補文を目的語として取る動詞が構成する複文を扱う。
2023年度には条件文について資料を収集した。キナウル語の条件節は比較的単純である。基本的には、単純な仮定を表す場合と反実仮想を表す場合の2種類である。日本語では「~れば」「~たら」などさまざまな条件節があり、その違いについて多くの研究が提出されているが、一般的に条件節は形式的に日本語ほど豊富ではないので、条件や仮説の形式的側面より意味的側面を明らかにしようとする。本研究ではキナウル語にどのような形式的特徴があるか、また類型的に一般化されるかどうかを確認する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2023年度末に現地調査を行って、キナウル語の条件文の例を収集した。条件文の分析が終了しているわけではないが、調査はおおむね順調に進んでいる。2024年度においては、この調査結果から、一定の報告を行う。また、より深く分析するために継続して条件文の資料を集める。
とくに時制が意味とどのように関わっているかの資料が十分であるとは言えないことが調査終了後に判明したため、2024年度は研究ノートのような形でまとめる。

Strategy for Future Research Activity

本研究の期間の2年目は、まず、上記のように条件文で残した課題に関する資料を集める。それとともに、研究計画通り連体修飾についての資料を収集し分析する。
連体修飾については少なくとも3種類の表現法があり、一般言語学的に興味深い形式がある。これらの構造上の違いが用法としてどのように異なるかを明らかにする。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi