Development and validation of data-driven learning materials for English language teaching
Project/Area Number |
23K00530
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02060:Linguistics-related
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
佐竹 由帆 青山学院大学, 経済学部, 教授 (90754648)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西垣 知佳子 千葉大学, 教育学部, 教授 (70265354)
西原 俊明 長崎大学, 言語教育研究センター, 教授 (70208205)
三浦 愛香 立教大学, 外国語教育研究センター, 教授 (20642276)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
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Keywords | データ駆動型学習 / DDL / 英語教育 / 教材開発 / コーパス |
Outline of Research at the Start |
データ駆動型学習 (Data-driven learning: DDL) は、言語学習者がコーパスを検索して用例を観察し、用法を帰納的に発見する学習法である。近年DDLの言語学習に対する有効性が報告されているが、導入の手間などの問題で日本の英語教育での普及は進んでいない。教員が参照できるDDLタスク教材があれば授業への導入は容易になるだろう。本研究では、様々な種類・レベルのDDLタスクの効果検証を行い、効果的で使いやすいDDL学習教材開発を目的とする。具体的には、文法・語彙項目ごとにDDLタスクを設計して効果検証を行い、ヨーロッパ言語共通参照枠 (CEFR) のレベル別にまとめて公開する。
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Outline of Annual Research Achievements |
データ駆動型学習(data-driven learning: DDL)は、学習者が実際の言語使用例をコーパスから直接引き出し、その用例を通じて言語ルールを帰納的に理解する方法だ。このアプローチは、学習者が言語をより深く理解し、実際の言語使用状況に即した知識を身につけることを可能にする。しかし、DDLの導入には、適切な教材の不足や導入に関するノウハウが必要であり、特に日本における英語教育の現場での普及は限られている。 本研究の目的は、効果的で使いやすいDDL教材を開発し、これを英語教育における教材として提供することで、DDLの導入を促進することにある。具体的には、文法や語彙項目ごとに異なるDDLタスクを設計し、その効果を検証した。さらに、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に基づいたレベル別の教材を開発し、これらを公開することで、教員が授業で容易にDDLを導入できるようにした。 この研究では、各メンバーが異なる文脈でDDLを用いた教育実践を行い、開発された教材を半年ごとに行われるオンラインミーティングで共有した。このプロセスを通じて、教材の有効性と今後の改善点について議論が行われた。この研究の意義と重要性は、DDLの導入により英語学習者がより実践的かつ効果的に言語を学べる環境を提供することにあり、教員が参照できる具体的なDDLタスク教材を提供することで、教育現場でのDDLの普及を促進し、英語教育の質の向上に貢献することが期待される。この研究は、日本の英語教育における教材開発と教育方法の革新に向けた一歩となるものであり、今後の展望として、さらなる教材の開発と改善、DDLの効果検証の継続が挙げられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
総じて、本研究は計画通りに進行しており、特に大きな遅れを引き起こすような予期せぬ事態は発生していない。
各メンバーは、異なる教育的文脈においてDDLを活用した実践を行い、得られた成果を定期的にオンラインミーティングで共有してきた。これらのミーティングでは、教材の初期バージョンの有効性と、それに基づく改善点について詳細な議論が行われた。このプロセスを通じて、教材の質の向上が図られている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題の今後の推進方策に関しては、現在の進捗状況を維持し、計画に沿った目標の達成を目指すことが重要である。しかし、これまでの実践がリーディングとライティングのスキルに偏っていること、そしてEGP(English for general purposes)に集中しており、ESP(English for specific purposes)の実践が不足している点は、研究の範囲を拡張する必要性を示している。
これらの課題に対処するための具体的な方策として、リスニングやスピーキングのスキルを強化するDDLの経験が豊富な研究者をプロジェクトに迎え入れることが計画されている。特に、理系学生に英語を教える機会がある研究者の加入は、ESPに関する実践の開発と効果検証に大きく貢献すると期待される。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)