Project/Area Number |
23K00692
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
小島 大輝 近畿大学, 文芸学部, 准教授 (20712178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尹 秀美 福岡大学, 人文学部, 准教授 (10647879)
朱 ヒョンジュ 目白大学, 外国語学部, 専任講師 (90822750)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 韓国語教育 / アカデミックスキル / プレゼンテーション / 韓国語学習者 / 外国語教育 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,プレゼンテーションやライティング課題のデータを基に,韓国語学習者と韓国語母語話者それぞれの言語運用の実態を明らかにする.また,学習者と母語話者のデータをテキストマイニングによって多角的に比較・分析し,さらに学習者のレベル測定と習得状況の把握,誤用分析等を行う.これら一連の分析によって得られた結果を基に,韓国語学習者がより高い水準での「話す能力」・「書く能力」の習得が可能となる,アカデミックスキル育成のための教材開発に資することを目指す.
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Outline of Annual Research Achievements |
初年度は,分担者らとともに10回にわたって会議を重ね,韓国語母語話者のデータ収集を中心に作業を行なった.本研究の中心となる3名の研究者がそれぞれ,プレゼンテーションデータを収集する前段階として,プレゼンテーション用のスライドを作成した.当初は調査協力者に作成を事前に依頼することも考えていたが,煩雑性や時間の有限性などの理由から,こちらであらかじめテンプレートを作成することにした.テーマ及び内容は大学などの教育機関での授業を想定し,冗長にならずに簡潔に発表を終えることが可能であろうと考えられる,身近な文化や社会問題などに関するものとした.プレゼンテーション用のスライド完成後,韓国語を母語とする大学生に調査協力を依頼し,パイロット調査を行なった.パイロット調査は当日,プレゼンテーション用のスライドをプリントアウトしたものを資料として配布し,発表の準備を整えてもらったうえで実施した.プロジェクタやプレゼンテーションソフトなどを使用しながら韓国語で発表をしてもらい,この様子を撮影して音声と映像を記録した.その後,音声と映像をもとに文字起こしを行い,会議にてこれを検討した.文字データの検討の結果,今後の調査においても同様の作業を行うことに特段の問題はなかろうと判断し,若干の修正を経て,同年度に韓国の大学にて本調査を実施した.調査協力者(参加者)を募ったところ,19名の参加があり,それぞれの映像と音声のデータを収集することができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
韓国での現地調査が可能となり,本研究で扱う基本データとなる複数の韓国語母語話者のプレゼンテーションデータを収集することができたため.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度に収集したデータをテキストデータとして分析を行う予定である.諸事情で実現可能となるかは見通しが立っていないが,韓国語学習者のデータ収集を行いつつ,韓国語母語話者のプレゼンテーションデータをさらに収集したいところである.
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