Engineering researchers' English learning and use: Teaching material development based on posthumanism
Project/Area Number |
23K00694
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
田嶋 美砂子 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 准教授 (10837553)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | ポスト・ヒューマニズム / 工学系研究者 / 英語学習 / 英語使用 / 教材開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,工学を専門とする日本人研究者の語りに焦点をあて,彼(女)らの英語学習及び英語使用をポスト・ヒューマニズムという哲学的な視点から考察する。具体的には,ガバメンタリティという視点から英語学習の様相を,ニュー・マテリアリズムという視点から英語使用の様相を調査する。最終的には,この調査を通じて得た知見を活用し,理論(哲学)と実践(研究者の声)に裏打ちされた,学術英語力を育成するための教材開発を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,工学を専門とする日本人研究者の語りに焦点をあて,彼(女)らの英語学習及び英語使用をポスト・ヒューマニズムという哲学的な視点から考察することである。研究者の英語に関してはこれまで,第二言語習得論に基づき,学術英語力をいかに伸長させるかという実用的な側面から論じられることが大半であった。本研究では,そのような実用性を棄却するのではなく,それに加え,現代思想の観点からも,研究者と英語との関係性について探究する。具体的には,以下の通りである。 ①ガバメンタリティという視点から英語学習の様相を調査する。 ②ニュー・マテリアリズムという視点から英語使用の様相を調査する。 ③理論(哲学)と実践(研究者の声)に裏打ちされた,学術英語力を育成するための教材開発を目指す。 2023年度は①・②に関して,先行研究による土台作りを行なった。また,複数の学会や研究会に参加し,情報収集を試みた。さらに,データ収集に向け,調査協力者に配付する文書を作成し,インタビュー調査時の質問項目も精査した。③に関しては,①・②を経てからの作業になるため,現段階では教材に使用し得る英文テクストの収集のみ,行なっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際学会よりも国内学会への参加が多くなったため,海外の研究者から知見を得るという機会が予定よりも少なくなったが,先行研究による土台作りやデータ収集の準備に関しては,おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
国内学会だけではなく,国際学会にも参加し,引き続き幅広く情報収集に努める。また,インタビュー調査によるデータ収集も開始する。さらに,そのデータを活用して論文執筆の構想も練る。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)