Designing a Curriculum Model for Tranining for Global, Advanced-level English Teachers
Project/Area Number |
23K00715
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Miyazaki International College |
Principal Investigator |
早瀬 博範 宮崎国際大学, 国際教養学部, 教授 (70173052)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 教員養成 / 海外教育実習 / 英語は英語で指導 / グローバル化 / 英語教員養成 / グローバル人材 / 英語による授業 |
Outline of Research at the Start |
「英語で英語を指導できる」グローバルな視野と高度な英語力と高い英語指導力を有した英語教員を養成するために、以下の2点を組み込んだ高度英語教員養成カリキュラムの構築を目指す。 (1) 海外での教育実習 を組み込む (2)英語の教員免許状取得に必要な科目の中の「教科に関する科目」全てに教員 にとって必要な技能の育成という視点を導入し、より授業実践に直結したカリキュラムに改編し全て英語で行う。 この新たな取り組みは、教員養成カ リキュラム編成においてこれまでにない独自なものであり、その成果は今後の日本の英語教育の進展に大きく寄与すると期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
グローバルな視野と「英語は英語で指導できる」高度な英語教員の育成のために、大学での教員養成プログラムを高度にグローバル化する。本研究では、具体的には (1) 海外での教育実習 を組み込む、(2)英語の教員免許状取得に必要な科目の中の「教科に関する科目」全てに教員 にとって必要な技能の育成という視点を導入し、英語教員養成プログラムの高度化とグローバル化を目指す。この新たな取り組みは、教員養成カ リキュラム編成において本研究の独自なものであり、その成果は今後の日本の英語教育の進展に大きく寄与すると期待できる。23年度の主な実績は以下の通りである。 (1) 2週間のアメリカでの海外教育実習プログラムの実施 本来は24年度から1ヶ月のプログラムとして実施予定であるが、今年度はアメリカのスリパリロック大学とこのための協定を結び、2週間のプログラムとしてパイロット的に7名の学生で」試行的に実施した。実習の内容としては、現地の小中高等学校の授業観 察や授業実践、海外の児童生徒との異文化交流、大学での第二言語習得及び異文化理解等の講義の受講という内容である。参加者全員から英語教師としての自信につながったと高い成果が得られた。 (2)「教科に関する科目」を英語の授業実践に直結した内容に改編し、全て英語で行う。 本学はもともとほとんど全ての科目が英語で行われているが、全ての「教科に関する科目」を英語で行うことに再整備した。それと同時に、これまであまり考慮されてこなかった、専門的内容をいかに小中高の英語の授業に落とし込んだら良いのかという視点での授業内容への改編を目指した。例えば、授業名を「英語教員のための英語学」「英語教員のための英語文学」「英語教員のための異文化理解」などとし、授業実践に直結した内容を盛り込んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
(1) 1ヶ月間の海外での教育実習を実施し、それを単位化する。 将来英語の教員になる学生には、海外留学は大学時代に体験させ、異文化理解体験やグローバルな視野の育成につなげたい。アメリカのスリパリロック大学とこのための協定を結び、23 年度は2週間のプログラムとしてパイロット的に7名の学生で」試行的に実施した。実習の内容としては、現地の小中高等学校の授業観 察や授業実践、海外の児童生徒との異文化交流、大学での第二言語習得及び異文化理解 等の講義の受講という内容である。参加者全員から英語教師としての自信につながったと高い成果が得られた。それを受け、24年度は1ヶ月のプログラムとして、教員養成課程では必修とし6単位科目として実施要諦である。英語教員養成では、全国初の試みである。 (2)「教科に関する科目」を英語の授業実践に直結した内容に改編し、全て英語で行う。 例えば、授業名を「英語教員のための英語学」「英語教員のための英語文学」「英語教員のための異文化理解」などとし、授業実践に直結した内容を盛り込む。これまであまり考慮されてこなかった、専門的内容をいかに小中高の英語の授業に落とし込んだら良いのかという視点での授業を目指す。本学はもともとほとんど全ての科目が英語で行われているが、全ての「教科に関する科目」を英語で行うことに再整備した。日常的に英語の授業を英語で受講するという環境は、実践的に「英語を英語で」学ぶことになり、英語力の強化に加えて、英語での指導力も実践的に身につくと期待できる。
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Strategy for Future Research Activity |
1)海外教育実習の実施とフォローアップ 24年度から本格実施に向けて、アメリカでの海外教員背養成プログラムをスリパリロック大学と協議し確定する。24年度9月からは、参加する学生への事前授業を開始する。事後指導での成果発表、アンケート調査、聞き取り、 TOEFI-iBT、BEVI テストの結果をもとに、実習の検証と改善 を行う予定である。 2)英語による授業の検証と改善 英語の「教科に関する専門科目」が全て英語で行なっているが、、学生の理解や教員 の指導法に関して学生及び教員に聞き取りやアンケートを行い、定期的に研究チーム全 員で授業方法やその成果のチェックを行い、理論的かつ実証的に検証と改善を続ける。 3)他大学の取り組みの研究 千葉大学教育学部、愛知教育大学、広島大学が類似の試みをしている。それらの大学の事例を先行研究として行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)