Project/Area Number |
23K00748
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
高橋 千佳 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (30749833)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2027: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 外国語学習動機づけ / 第二外国語教育 / 国際共通語としての英語 / 英語学習動機づけ / 第二外国語学習動機づけ / 外国語教育 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、英語・第二外国語を同時に学ぶ日本人学習者の動機づけがどのように変化するのか、学んでいる外国語ごとに特徴的な動機づけはあるのか、また、英語が国際共通語として機能する時代に、高等教育機関ではどのような外国語教育の在り方が望ましいのかを明らかにする。具体的には、必修科目として英語・第二外国語を同時に学習する大学1回生時から社会人になるまでの学習者の動機づけの変化をインタビュー調査から明らかにするとともに、質問紙調査を通して、学んでいる外国語ごとの動機づけの特徴を明らかにする。また、これらの調査をふまえて開催するシンポジウムを通して、高等教育機関における望ましい外国語教育の姿を探る。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、国際共通語となっている英語に加えて、英語以外の言語(language other than English、以下LOTEとする)も同時に学習する日本人学習者の動機づけがどのように変化するのか、LOTEごとに特徴的といえる動機づけはあるのか、また、これらを踏まえた上で、英語が国際共通語として機能する時代に、高等教育機関ではどのような英語・LOTE教育の在り方が望ましいのかを明らかにすることを目的としている。2023年度は、計画していた調査および報告を概ね予定通り行うことができた。具体的には、半年の期間をおいた2回のインタビュー調査および、外国語教育に関する公開講演会の実施である。 インタビュー調査においては、大学1回生の研究協力者がどのような動機づけに支えられて英語および必修の第二外国語を学んでいるか、またその動機づけがどのように変化するかを明らかにした一方、継続課題としては研究を続けている、大学3回生および4回についても、必修という枠組みがなくなった後、どのような動機づけに支えられて学習を継続しているかを明らかにした。 公開講演会については、学外の著名な2名の研究者を招き、複言語主義の立場から英語および第二外国語の教育を考えるとともに、第二外国語の一例として、朝鮮語学習および朝鮮語教育についての考察を行った。 インタビュー調査については、国際学会での発表を行った他、共著の形での出版を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は予定していたインタビュー調査および公開講演会を行った。これらにより、複数言語を学ぶ動機づけの変化を明らかにし、また、大学での外国語教育についての考察を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査について、引き続き、大学2回生、4回生を対象としてデータ収集を続ける予定である。
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