| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
|
| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度は以下の2つの研究テーマを柱として研究を行った。 1.Klibanoff et al. (2005, Econometrica)のモデルに基づき、曖昧性への態度が、意思決定者の投資行動にどのような影響を与えるかについて分析を行った。効用関数を使った通常のモデルでは、一変数による分析を行うことが多いが、二変数以上の分析を考慮した方がより相応しい場合が多い。例えば、人々の将来の効用を分析する場合、将来の金融資産に加えて、将来の健康状態を分析に加えた方がより現実的である。本研究では、二つの確率変数をモデルに取り込んだ上で、二つの確率変数に相関がある場合、相関の存在が人々の最適投資にどのような影響を与えるかについて、曖昧性のもとで分析を行った。さらに、確率優位の 概念をモデルに取り込み、予備的貯蓄に与える影響を分析した。本研究は、Journal of Money, Credit and Bankingに採択された。 2.1983年12月から2023年5月の期間、23カ国の為替のクロスセクションのデータセットに基づいて、従来のリスクの指標であるボラティリティとは異なり、曖昧性(ambiguity)の指標を使って曖昧性を推定し、リスクと曖昧性が通貨ポートフォリオにどのような影響を与えるかを分析した。従来のボラティリティの結果とは異なり、為替に関する曖昧性が高い場合、為替ポートフォリオのリターンがより高くなることを実証的に示した。本研究は、曖昧性が為替ポートフォリオに与える影響を分析した初めての研究であり、学術的な貢献に加えて、為替取引の実務の世界においても曖昧性を考慮することの重要性を実証的に明らかにした研究である。本研究は、Finance Research Lettersに採択された。
|