Project/Area Number |
23K01513
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | Fukuoka Women's University |
Principal Investigator |
品川 啓介 福岡女子大学, 女性リーダーシップセンター, 教授 (70791549)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | ハイテク製品開発 / 自然科学 / キーワード / 共起関係 / ス トラクチュアル・ホール理論 / ストラクチュアル・ホール理論 |
Outline of Research at the Start |
成否の別れたハイテク製品開発においてこれらの源泉となった科学の進歩の過程について基礎的な計量書誌学の分析法を利用して比較し、いかにして知と知の融合(結合)が生じ画期的研究が発生するかというメカニズムを解明する。そこでの解釈にイノベーション普及理論とストラクチュアル・ホール理論を用いる。これによってハイテク製品開発を目的とした研究における、画期的研究発生の基本メカニズムの解明と理論化を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年、自然科学でもインフォマーシャル応用分野で、論文データベースの分析から科学の発展を議論する研究が増えており、第71回応用物理学会春季学術講演会(23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」[25p-61C-4])にて「ストラクチュアル・ホール理論を基にした画期的な科学研究発生メカニズムの解明」と題して口頭発表を行った。今回の発表では、青色LED開発でノベール物理学賞を受賞した日本人が三名出たGaN結晶開発研究に焦点をあて、この理論を用いこれらのなかの一人の研究を見出すことができること、またコンピューターサイエンス分野におけるDeep learning研究を加速した研究としてDeep belief network (Deep learningの礎となった方法で、一層ずつ層を学習させてから繋げていくことで、一気に深い構造を学習させる際に生じていた勾配消失問題を回避する方法)を見出すことができることを報告した。会場はでは、インフォマティクス分野以外にも、これらの開発に携わった研究者も参加しており、その多くから興味をもたれ、活発な議論を促し、次の研究につながる示唆を得た。また、ストラクチュアル・ホール理論を社会科学の研究の発展の分析への応用も始め、適用可能である示唆を得た。これに関し、ソーシャルイノベーション研究に投稿した(現在査読中「社会問題の明確化の過程を議論する研究はどこまで進んだのか?~wicked problemからデザイン思考、そしてナレッジリーダーまでを俯瞰する~」)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の2023年度中に、ストラクチュアル・ホール理論を用いて解釈できそうな自然科学の事例で2件見つけることができた。これらを報告した学会発表では、活発な議論を生み、次の研究につながる示唆が得られた。加えて、社会科学分野でもストラクチュアル・ホール理論を用いて解釈できそうな事例を1件見出せた。本件は、この理論の汎用性を垣間見ることができた。これらは次年度の研究の発展に寄与すると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度に得られた知見を加え発展させた研究を情報知識系や社会科学系の学会で発表し、ブラッシュアップを図る(学会発表2~3件)。これをもって最初の論文作成を試みる(査読論文1~2件執筆)。
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