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医療現場におけるプロジェクトを支援するマネジメント・コントロールに関する研究

Research Project

Project/Area Number 23K01708
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 07100:Accounting-related
Research InstitutionInternational Christian University

Principal Investigator

山根 里香  国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (60530110)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Keywordsアカデミック・ディーテーリング / マネジメント・コントロール / 医療マネジメント / リーダーシップ / 組織学習 / 医療
Outline of Research at the Start

本研究を通じて、以下の3点の解明を目指す。
第一に、プロフェッショナル人材が集う医療現場においてプロジェクトを遂行するために有用なリーダーシップのあり方を明らかにする。

第二に、プロジェクトの遂行を促進する/阻害する要因を明らかにする。また、阻害要因を取り除き、プロジェクトの遂行を支援するMCの機能を明らかにする。

第三に、プロジェクトの遂行を支援するMCの機能が、アカデミック・ディテーリングを通じた医療の質向上、不要な薬剤在庫の削減、投薬料の削減、医療チームの学習の向上など財務的・非財務的な効果にもたらす影響について明らかにする。

Outline of Annual Research Achievements

薬剤師が主体的に薬物療法の専門家としてチーム医療に参加することの有益性が指摘されている(厚生労働省医政局, 2010)。欧米では既に40年以上の歴史を持つアカデミック・ディテーリングであるが、日本ではその必要性が認識され始めた萌芽期であり、ようやく薬剤師の専門職能を生かしたアカデミック・ディテーリングに従事する薬剤師の育成と医療法人における導入が試行されようとしている。
本研究は、真のチーム医療にむけて薬剤師による処方提案、そのことに基づく薬物療法の質向上と医療費削減を目指す医療現場にむけたアカデミック・ディーテーリングの導入を目指すプロジェクト・マネジメントについて検証するものである。本研究の目的は以下の通りである。
①プロフェッショナル人材が集う医療現場においてプロジェクトを遂行するために有用なリーダーシップのあり方を明らかにする。
②プロジェクトの遂行を促進する/阻害する要因を明らかにする。また、阻害要因を取り除き、プロジェクトの遂行を支援するMCの機能を明らかにする。
③プロジェクトの遂行を支援するMCの機能が、アカデミック・ディテーリングを通じた医療の質向上、不要な薬剤在庫の削減、投薬料の削減、医療チームの学習の向上など財務的・非財務的な効果にもたらす影響について明らかにする。
本年度は、研究の概念枠組みを検討するため、非営利組織におけるマネジメント・コントロールの機能、医療現場における薬剤師業務、医療現場におけるリーダーシップ、組織学習の理論に関する先行研究のレビューを行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

調査対象が医療現場であるため、新型コロナウィルスの影響もあり十分な事前調査の実施が困難であった。また、調査対象先におけるプロジェクトの進行が遅れている。本年度はごく限られたメンバーに対してオンラインを通じての調査を実施するにとどまっている。サーベイに基づく概念枠組みの設定には事前のインタビュー調査を丁寧に重ねる必要もあり、もう少し時間を要するものと想定している。

Strategy for Future Research Activity

プロジェクト関係者へのインタビューを積み重ね、研究上の概念枠組みを固める。また、今年度の簡易調査を通じてアカデミック・ディーテーリングの実施経験がある機関を対象に、インタビュー調査を重ねて事例研究を進める。また、今後の質問票調査の実施対象者の協力体制を整えること、質問票調査に利用する調査票設計の準備を開始する予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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