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A study of the transition to adulthood and life course around the time of Okinawa's reversion to mainland Japan

Research Project

Project/Area Number 23K01750
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 08010:Sociology-related
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

安藤 由美  琉球大学, 人文社会学部, 非常勤講師 (60232104)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Keywordsライフコース / 沖縄 / 成人期への移行 / 親子ペアデータ / 縦断研究 / 本土復帰
Outline of Research at the Start

本研究は、沖縄県の本土復帰(1972年)を挟んだ前後10年ほどの間に、卒業から結婚・親なりといった成人期への移行を迎えた人々の当該移行の詳細を調査する。そのことにより、この時期の社会的文脈がライフコースに及ぼした痕跡を探ろうとするものである。
方法としては、人びとのライフコース出来事経験に関する質的面接調査を行い、そのデータの記述分析を行う。調査対象は、おおむね1940年代および50年代出生コーホートの沖縄出身者である。3年間の研究期間のなかで、回顧的な生活史データを収集し、彼らの経験、主観的な語りについて記述的な分析を行う。

Outline of Annual Research Achievements

本研究課題の研究対象は、沖縄県出身かつ県内に在住している、おおむね1940年代および1950年代に出生した男女のライフコースとりわけ成人期への移行である。それを親世代のそれと、親子ペアデータを構築して比較分析することを目的としている。
計画当初は、研究代表者がこれまで行ってきた調査の対象者のうち、現在までラポールを保てている人々40名ほどに対して、質的インタビューを行う計画であった。しかし、質的インタビューを行うに先立ち、より大きなサンプル集団に対してまず基本的な出来事移行を量的に把握し、その後に対象者を絞って質的なインタビューを実施するというように、データ収集の方針を修正した。
そこで、今年度は、研究代表者が1994~1997年に沖縄本島内で収集した346人のライフコース出来事データを第1世代とし、その第2世代の人びとに対する量的アンケートを行うことにした。とはいえ、前回の調査からおよそ30年を経過していたこと、また、第2世代の氏名の情報がなかったため、第1世代の対象者リストを手がかりに、以前の住所を訪ね、第2世代の対象者を確定しながら、アンケート票の配布と回収を行うことになった。
実査開始に先立ち、上述の、調査実施方針の変更を検討を終えてあと、8月から10月にかけて調査票を作成し、11月から実査に入った。今年度は、3月末まで、およそ週1~2日のペースで、対象者宅を訪問し、調査協力を得られれば、調査票を留め置き、後日回収するという作業を行った。なお、後述するように、アンケートデータの収集は継続中であり、次年度も継続する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

今年度末時点での、第2世代への進捗状況はアタック数98(軒)に対し、調査票回収数は23票(成功率24%)で、決して良いとはいえないものの、不成功に終わったサンプルのなかには、転出していたり、あるいは第2世代が死去していたりで、調査不能に終わったサンプルがかなり含まれていることを考えると、30年後の追跡調査としては、まずまずのレベルではないかと考えている。

Strategy for Future Research Activity

次年度は、引き続き、アンケート調査を継続しデータ収集を終え、3年目の最終年度で分析と発表を行っていきたいと考えている。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Presentation] ライフコース論からのコメント2023

    • Author(s)
      安藤由美
    • Organizer
      比較家族史学会2023年度秋季大会
    • Related Report
      2023 Research-status Report
    • Invited

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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