Project/Area Number |
23K01819
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Yamaguchi Prefectural University |
Principal Investigator |
石田 賢哉 山口県立大学, 社会福祉学部, 教授 (50457743)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
児玉 寛子 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (50424007)
葛西 孝幸 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教 (50826873)
福島 真人 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教 (60530227)
尾崎 麻理 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教 (70847178)
谷川 涼子 青森県立保健大学, 健康科学部, 准教授 (90783572)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 医療的ケア児家族 / 心理的負担 / 相談支援体制 / 医療的ケア児コーディネーター / 医療的ケア児支援センター / 縦断調査 / 生活ニーズ / 医療的ケア児支援システム / メンタルヘルス / 縦断研究 / 効果測定 |
Outline of Research at the Start |
医療的ケア児の保護者の医療的ケア児の療育への心理的負担は極めて大きく、家族らのメンタルヘルスの改善は大きな課題の一つとなっている。2021年度より地域における医療的ケア児の支援体制が本格的に開始された。 本研究ではその医療的ケア児の支援体制が、保護者らのメンタルヘルスの改善につながるか実証的に検証する。2023年に1回目の調査をおこない、新システムが開始してから5年後の2025年に2回目の追跡調査をおこなう。併せて新システムを通した地域づくりに着目し、家族らが新システムに参画するプロセスを追跡し、新システムが家族らの社会参加の促進に資するものであったかを検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
医療的ケア児の保護者(以下、家族ら)の医療的ケア児の療育への心理的負担は極めて大きく、家族らのメンタルヘルスの改善は今日、大きな福祉的課題の一つとなっている。2021年度より地域における医療的ケア児の支援体制(以下、新システム)が本格的に開始された。新システムでは、相談援助機能やマネジメント機能を有する医療的ケア児等コーディネーターが各自治体に配置されることで、レスパイトといった家族支援の強化や、地域の社会資源開発が促進され、家族の負担軽減につながることが期待される。本研究においては、医療的ケア児・者の保護者を対象に新システムと家族らの心理的負担との関連に焦点を当てている。 新システムが本当に家族らの生活の質の向上や心理的負担の軽減に資するものかを検証するためには、科学的な手法により客観的に家族らの心理的状態を測定し、制度や政策がどの程度それらのデータに影響するかを実証的に検証する必要がある。2023年度は新システム(主に医療的ケア児支援センターや医療的ケア児等コーディネーターの配置と実行力)が、家族らのメンタルヘルスの改善に資するか実証的に検証することである。全国重症心身障害児者を守る会、青森県重症心身障害児者を守る会、全国医療的ケアライン(i-Line)の協力を得てアンケート調査を実施した。約300名からの協力が得られた。2024年度は具体的な生活の困りごとと福祉サービスのニーズを事例から明らかにするために家族らを対象にインタビュー調査を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
第1回目のアンケート調査を実施することができた。データ数が不十分なこともあり調査期間の延長をおこなった。300名程度の協力を得ることができた。 現在、インタビュー調査実施に向けて準備をおこなっている。 第1回目調査の集計、分析を2年目におこない、2024年度中に結果の報告をおこなう予定である。 また、他の子どもの両親(その他の家族)を比較群として、その他の家族と医療的ケア児の家族との心理的負担の特徴を比較し、家族らの特徴を明らかにするために、保育園児の両親を対象に心理的負担、子どもの生活状況、社会資源の利用状況について調査を実施する。
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Strategy for Future Research Activity |
第1回目調査の集計、分析をおこなう。医療的ケア児者の生活状況、医療的ケア児者の家族らの心理的負担、社会資源の活用との関連に焦点を当て分析をおこなう。 第1回目の分析結果を学会発表、学会誌へ投稿を予定している。 2024年度は医療的ケア児者の家族らの生活困難、生活ニーズ、新システムの課題などを具体的にインタビュー調査を通して明らかにしていきたい。 医療的ケア児者の家族らの状況の比較対象として他の子どもの両親(その他の家族)を対象に、心理的負担の特徴を比較し、家族らの特徴を明らかにしていきたい。
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