Project/Area Number |
23K01856
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
|
Research Institution | Gunma Paz University |
Principal Investigator |
石代 敏拓 群馬パース大学, リハビリテーション学部, 助教 (20908876)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 法一 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 教授 (30333652)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
|
Keywords | 家事 / 自己効力感 / self-efficacy / 脳卒中 / 作業療法 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,脳卒中後遺症者が自宅に退院した後に家事ができるという確信の程度,つまり家事に対する自己効力感を高める家事支援プログラムの効果検証を目的とする.対象者は.通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションを利用する脳卒中後遺症者であり,家事の実施頻度や技能の変化を主要アウトカムとする.研究は2つの研究で構成され,第1研究では,小規模のパイロット研究を行い,第2研究では規模を拡大して効果の実証を行う.
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,脳卒中後遺症者が後遺症などのさまざまな困難があっても家事ができるという確信の程度,つまり家事に対する自己効力感を高める家事支援プログラムの効果検証を目的とする.脳卒中後の家事の再開や自立に,自己効力感が影響することが経験的に知られている.しかし,家事に対する自己効力感を数量化する手段や,その向上を意図したプログラムがなく,臨床家の実践報告によってその成果が示されている状況である.事例レベルの試行では十分に根拠に基づく実践とは言い難く,本研究はこうした状況を打開しようとするものである. 2023年度は,このプログラムの要となる脳卒中後遺症者の家事に対する自己効力感尺度を用いたプログラムの開発に取り組んだ.先行研究をもとに,脳卒中後の自己効力感を高める要因等を分析し,プログラムの内容を検討した.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度は,脳卒中後遺症者の家事再開を支援する介入プログラムのパイロット研究を計画した.このプログラムに必要な要素の検討に時間を要していることを理由に当初の計画よりも遅れが生じている.
|
Strategy for Future Research Activity |
今後の研究では,家事の再開を支援するプログラムの構築を継続し,単一事例におけるプログラムの有用性の検討,さらに規模を拡大したパイロット研究を行う.研究全体の最終目標は変更せず,脳卒中後遺症者の自己効力感を高める家事支援プログラムの効果検証を目指す.
|