Project/Area Number |
23K02276
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Hiroshima International University |
Principal Investigator |
松木 太郎 広島国際大学, 健康科学部, 講師 (70804920)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加納 裕久 中京大学, スポーツ科学部, 助教(テニュア) (00808579)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
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Keywords | コオーディネーション・トレーニング / 実行機能 / エフォートフル・コントロール / 集中力 / 抑制的制御 / 弱い刺激への快 / 知覚的過敏性 / 児童 / コオーディネーション能力 / 小学生 / 縦断研究 |
Outline of Research at the Start |
近年、児童の感情や行動の制御能力の獲得に関する支援の必要性が議論されている。こうした能力に密接に関わる実行機能を改善する支援・介入法として本研究で注目するのが、コオーディネーション・トレーニングである。コオーディネーション・トレーニングは、感覚・や運動の様々な能力の統合・制御を目的としている。このトレーニングは、児童の実行機能の向上に寄与することが示唆されるものの、国内外においてその縦断的な効果については十分に解明されていない。そこで本研究では、小学生を対象に、コオーディネーション・トレーニングの実践が、彼らの実行機能や関連指標に対してどのような影響を及ぼすかについて縦断的検討を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、小学校低学年の児童を対象に、実行機能とコオーディネーション・トレーニングとの関連について縦断的に検討することを目的としている。2023年度では主に、本調査の計画立案、本調査で使用する尺度および実行機能を測定するアプリケーションの選定等を行った。実行機能を測定するアプリケーションの選定条件は、iPadで使用できること、調査協力児が対象であるため、日本語に対応していることとした。その結果、CogniFitを実行機能の測定をするアプリケーションとして選定した。CogniFitは日本の児童を対象とした調査・研究がほとんど行われていないため、7歳から10歳までの児童を対象に、Trail Making Test、フランカー課題などの実行可能性や測定値の検証を予備調査として行った。その結果、概ね実行可能と考えられたが、教示方法等に課題がみられた。また、親が子の実行機能を測定する尺度として、7歳から10歳までを対象年齢とするMary K. Rothbartが作成したTMCQ( the Temperament in Middle Childhood Questionnaire)の日本語版(高橋・草薙・星,2020)を選定した。この中のエフォートフル・コントロール(集中力、抑制的制御、弱い刺激への快、知覚的敏感性の4下位尺度から構成される)を実行機能を測定する尺度とした。2024年度は本調査に移行する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画立案や測定道具の選定に時間を要したことなどが調査が遅れている理由として挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度の後半に、本研究の遂行で必要と考えられる専門性を有した共同研究者を新たに追加した。
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