Project/Area Number |
23K02312
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
松坂 充子 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (20559512)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川合 美奈 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (10515919)
金井 欣秀 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (80615477)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | GCU / おくるみ / Swaddling / 開発 / GCUで過ごす子ども |
Outline of Research at the Start |
研究協力企業と“おくるみ”を製作する。また“おくるみ”の装着を試験するため、修正30週程度の子どもの体格を模した、布製ポジショニングモデル人形を作成し、試作品の試験を行う。次にGCUの看護師を対象に、試作品でのモニター調査を行う。その調査をもとに2回の試作を行う。 器質的な障害がなく、呼吸等の問題を生じる可能性が考えられないGCUで過ごす子どもに対して、作成した試作品を用いて臨床試験を行う。また実際に試作“おくるみ”を使用した看護師を対象に、質的調査を行い試作“おくるみ”の課題を明らかにする。それらの結果をもとに“おくるみ”の完成品を作成し、その使用説明DVDと、報告書を冊子にまとめ寄贈する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、新生児治療回復室(Growing Care Unit;GCU)のコットで生活する、小さく 産まれた子どもの安静を促すおくるみの開発とその結果を検証することである令和5年度は、コットで過ごすNICUやGCUの子どもに対しておくるみを用いたケアの経験をもつ看護職者を対象とした調査結果の整理を行った。その結果をもとに、NICUやGCUのコットで過ごす子どもたちに使用するおくるみに求める要素を抽出した。それを担う開発するおくるみはGCUのコットで過ごす子どもが身につけるため、衛生面については衣類の洗浄を担う委託業者から現状を聞き取り、作成するおくるみの検討要素に加えた。これら複数の条件を参考に、試作の素材や形状などを検討した。さらに調査結果をもとに研究協力企業とおくるみに関する意見交換を重ね、GCUにおいてコットで過ごす子どもに使用するおくるみの試作品の第1段階に進んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究協力企業がコロナ禍の影響で、素材の調達が困難となり規模を縮小せざるを得ない状況に至ったため、新たに研究協力企業を探した。現時点で研究協力企業が決まりおくるみの試作が進んでいる。モデル人形についても研究協力企業は決まったが、作成が遅れている。そのためおくるみの試作品に行うプレテストの方法やモデル人形の必要性など、再度考え検討していく。
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Strategy for Future Research Activity |
6月に実際にGCUでケアを担う看護師から試作品への意見をいただく予定である。同時に試作品は医療機関専門の業者による洗浄・消毒の耐久テストを行う。これらの結果から、改良品の作成を行う。現在研究協力を申し出てくださっている医療機関でモニター調査を行う。
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