Project/Area Number |
23K02431
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
川島 芳昭 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (70282374)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高山 裕一 作新学院大学, 人間文化学部, 特任教授 (00802571)
上野 耕史 白鴎大学, 教育学部, 教授 (20390578)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 教員研修 / GIGAスクール構想 / 自発的な学び / 情報活用能力 / 能動的な学び / 創造性 / 教育DX |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,学習者が学ぶ意義を正しく認識し,自身の学びを最適にしたり,他者と協働して新たな学びを創造したりするための情報活用能力の育成と必要な学習指導の枠組みを提案し,現代の学校教育に求められている情報活用能力について言及していくことである。そのため,第一に,目的を達成するためにICTを活用し,新たな価値ある情報を生み出すという意識へと変換を目指した学習指導の開発,第二に,「児童・生徒が身につけた情報活用能力を使い,自らの学びを最適化したり,他者と協働して新たな学びを創造したりする授業案を提案し,実践を通して実証する。第三に,情報活用能力の枠組みと実践例を広く周知するところにある。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は,本研究の目的である,学習者が学ぶ意義を正しく認識し,自身の学びを最適にしたり,他者と協働して新たな学びを創造したりするために必要となる情報活用能力を,効果的に育成することを目的とした系統性のある学習指導の枠組みを小・中・高等学校向けに提案し,その枠組みに準じた授業開発・授業実践を通して教師と児童・生徒の意識や学習効果を分析し,現代の学校教育に求められている情報活用能力について言及していくことである。その第一段階として,現在のような,児童生徒の「ICTを使う」「答えを見つけ出す」という意識を,「目的を達成するためにICTを活用し,新たな価値ある情報を生み出す」という意識へと変換するための教員研修プログラム(小・中・高等学校教員を対象)を開発するとともに,各学校種を意識した系統性のある学習指導の枠組みを開発することを目指した。方法は,研究分担者と2回の研究協議をし,学習者が学ぶ意義を正しく認識し,自身の学びを最適化させることを目指し,それぞれの知見から重要となる視点,学校教育と家庭学習の連携,学校が変わることの必要性,課題意識を持たせるためのニーズとシーズの考え方などを含め,GIGAスクール構想を主軸にした教員研修会を実施することとした。対象は,栃木県宇都宮市近隣の市町村の教員とし,2023年8月に実施した。その結果,多くの教員からGIGA端末利用の考え方やあり方について好意的な意見を得ることができ,教員の意識改革に繋がったものと考えている。その後,教員研修会の省察と2024年度に向けた研究方法について2回の研究協議を行った。また,2024年度の授業づくりに向けた協力教員の選定も行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度に予定した計画に従い,教員研修会を実施することができた。また,2024年度の計画に従い,小・中学校教員から協力教員を選定することができ,当初計画通りにおおむね進展していると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は,2023年度の教員研修会に参加した小・中学校教員及び研修会に参加しなかったが一人一台端末の効果的な活用方法に関心の高い教員の協力を得ながら,学習者が学ぶ意義を正しく認識し,自身の学びを最適にしたり,他者と協働して新たな学びを創造したりするために必要となる情報活用能力を,効果的に育成することを目的とした系統性のある学習指導の枠組みを小・中・高等学校向けに提案し,その枠組みに準じた授業開発・授業実践を行い,学習者の意識の変容や自発的な学びへの効果について検証する予定である。
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