Project/Area Number |
23K02464
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
久井田 直之 日本大学, 経済学部, 准教授 (00724973)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
裴 光雄 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60263357)
水野 勝之 明治大学, 商学部, 専任教授 (70181899)
ハッチンソン キャロライン 日本大学, 経済学部, 准教授 (70852325)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 学生アンケート / 関心のあるテーマ / 英語経済学教材 / 関心を学習へ / 英語で経済学 / 英語と経済学の融合 / オンライン教材 / 経済学 / 英語学習 / データリテラシー / アジア |
Outline of Research at the Start |
日中韓の教員が学生の関心や各国の経済事情を研究調査し、3か国の対象学生の知識のバックグラウンド、英語と経済学のレベル・能力を把握したうえで、英語、経済学、データリテラシーを学ぶことができるテキストを作成する研究です。テキストは各国のデータを用いた事例研究の問題を含み、経済学の知識の確認と活用のために利用可能なものにします。テキスト作成後に、授業などで使用し、使用した三か国の学生がオンライン上で意見交換を行うことを目指します。知識のINUPUTからOUTPUTまでを複数科目横断型で行う教育の将来の有用性を確認することを目指します。
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Outline of Annual Research Achievements |
日本、中国と韓国の大学生を対象に経済事象の関心があることを聞くアンケート調査をグーグルフォームを利用して行い、各国の調査結果をテキストマイニングを用いて分析した。国ごとに関心が大きく異なることがわかった。中国の1位と2位は、environment, resource, と環境や資源に対する関心が強く、韓国の1位と2位は、inflation, inequalityで、景気や所得格差などの不平等に関する関心が強かった。一方日本の1位から4位は、yen, birthrate, inequality, populationとなり、経済事象として円安、社会問題としての少子化問題や不平等の問題が注目されていることがわかった。その結果、国ごとに調査結果が異なっていたため、3か国で共通して使用する教材作成を目指し、yen, birthrate, inequality, environmentの4つのテーマに絞った。日本の研究者が先にモデルとなる教材を作成し、そのモデルに従って韓国と中国の研究者に教材作成の依頼を行うこととした。そしてテーマについて、英語教員の作成した導入教材で最初に学び、語彙やテーマ理解を行い、経済学教員の作成した教材で、テーマに関する経済学的な要素を学べるような教材の作成を試みた。すべての教材の年度内完成には至らなかったが、完成した教材を2024年度に試験的に使用できるような準備は整った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
各国(日本・中国・韓国)の大学での授業実施時期にずれがあり、アンケートの実施時期や回答の集計に時間がかかったこととと結果に基づくテキスト作成が予定より遅くなった。テキストの構成内容や語彙情報の補足などの学習面のサポートの内容と分量に関しての精査に予想以上に時間がかかったことが原因として挙げられる。この進捗の遅れについては、2年目(2024年度)以降に充分取り戻せる範囲であると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度の遅れの部分を2024年度に取り戻せるように計画の微修正を行い、研究を推進していく。まず最終年度に予定していた、3か国での学生交流の準備として、作成した教材の学生による使用を前倒しし、使用した学生交流も試験的に実施し、教材開発の修正を複数回行えるように下地を2024年度中に作る。またアンケートの実施も研究期間中に再度行い、関心の推移を把握し、教材開発への応用方法を模索する。研究の経過報告などを行う学会発表も積極的に行っていけるように準備を進める。
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