高専学生をたしかに育む実践的担任教員スキルの可視化とモデル化
Project/Area Number |
23K02517
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09050:Tertiary education-related
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Research Institution | Anan National College of Technology |
Principal Investigator |
坪井 泰士 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 教授 (60217370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 睦 豊田工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (30390462)
杉田 郁代 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (90469320)
藤本 正己 山口大学, 教育・学生支援機構, 講師 (40954227)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 担任スキル / 質的分析 / 学生ニーズ / 担任教員スキル / 質的データ分析 / 量的データ分析 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,高等教育機関のうち高等専門学校(中学卒業生を受け入れ 5年間の実践教育/以 下,高専)をターゲットに,担任教員スキルを高専教員と高専学生の 2視点から可視化する。 どのような担任教員が求められているのか。担任教員スキルを,質的データ分析(インタビュー)と量的データ分析(アンケート;学校適応感尺度)を組み合わせ,高専教員と高専学生の2視点から可視化することで,学生と教員のミスマッチを解消し教育の質を保証する実践的担任教員スキルモデルを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,担任教員スキルを,質的データ分析(インタビュー)と量的データ分析(アンケート;学校適応感尺度)を組み合わせ,高専教員と高専学生の2視点から可視化し,教育現場で真に求められる学生を支援する力である「担任教員スキル」を明らかにすることを目的とした。このため,インタビュー:学生40名と教員100名を対象に実施して質的に分析と,アンケート :学生200名(高校生と大学1・2年相当の学生それぞれ100名)を対象に実施し量的に分析の2つを計画していた。この計画について,学校適応感尺度はすでに機構全体として実施していることが確認され,本研究で実施することならびに機構全体による実施データの提供が困難であることが分かった。このため,学生が教員に求めるものを計るアンケートを新たに作成し,その回答数目標を学生1,000名,教員150名(高専機構全体で,学生50,000名,教員3,000名)として定め,研究を開始した。 2023年度は,教員を対象に「担任教員の意義,担任教員としてなすべきこと(その方法)」 についてインタビューし,質的分析を行う計画であった。インタビューは教員22名分にとどまった。 2023年度末において,アンケート回答数について学生2,519名,教員220名であり,研究計画の目標値を大きく上回ることができた。協力可能性の高い高専を確認できたため,引き続いてデータ収集を行うこととし,NVivoによる分析は2024年度に実施することとした。 KH Coderによる分析(途中段階)結果は,研究の目的や意義とあわせて,暫定的な分析の方向としてまとめ,令和5年度KOSENフォーラム(2023年9月20日,オンライン),第29回高専シンポジウム(2024年1月27日,於長岡市),大学教育改革フォーラム(2024年3月2日)において発表し,参加者と共有した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
学校適応感尺度データの入手はできなくなったが,それにかわるアンケートを新たに作成し,学生1,000名,教員150名(高専機構全体で,学生50,000名,教員3,000名)を回答数目標として定めて研究を開始した。この新たなアンケートの検討・作成に時間を要したため,研究計画に遅れを生じた。それはアンケートと並行して実施するインタビューにも影響を与えた。 アンケートについては,2023年度末において学生2,519名,教員220名による回答を得,研究計画の目標値を上回ることができ,研究の遅れを十分に取り戻せた。一方,教員を対象とする「担任教員の意義,担任教員としてなすべきこと(その方法)」 についてインタビューは,22名分にとどまった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力校が増える可能性があることから,2024年度前半を目処に,引き続きアンケートを実施する。 あわせて,当初計画の教員インタビューと学生インタビューについて,研究協力校を往訪して説明し,実施についての理解とを得られるように努め,目標に向けて実施する。 2024年度後半から,NVivoおよびKH Coderによる質的・量的分析を開始する。これら分析は年度内の終了を目指す。 分析をふまえ,担任教員スキルを,高専教員と高専学生の2視点から可視化するべく研究協議を重ねる。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)