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The Senior Capstone Curriculum in Undergraduate Education in the United States

Research Project

Project/Area Number 23K02530
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09050:Tertiary education-related
Research InstitutionTohoku Institute of Technology

Principal Investigator

中島 夏子  東北工業大学, 総合教育センター, 准教授 (50625663)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Keywordsキャップストーン / 学士課程教育 / カリキュラム / 卒業研究 / 日米比較
Outline of Research at the Start

本研究は比較教育学の立場から、日本の学士課程教育のモデルとして参考にされる事の多い米国の大学の、日本の卒業研究に相当するシニア・キャップストーンを対象として、その科目とそれを内包するカリキュラムの現状と課題を明らかにする事を目的とする。具体的には、米国全体のシニア・キャップストーンの動向の整理を行った上で、スタンフォード大学を対象とした事例研究を行う。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、日本の卒業研究との比較の観点から、2000年代以降の米国の大学におけるシニア・キャップストーンの科目とそれを内包するカリキュラムの現状と課題を明らかにすることである。具体的には、米国全体のシニア・キャップストーンの動向の整理を行った上で、スタンフォード大学を対象とした事例研究を行うことを計画している。初年度である2023年度は、米国におけるシニア・キャップストーンの概念と方法の特質を、文献調査と訪問調査を行うことによって明らかにすることを目的とした。

その概念については、文献調査を行い、それを大学教育学会(2023年6月)において「AAC&UのLEAPイニシアチブにおけるCapstone ExperienceとUndergraduate Researchの目的と方法―日本の卒業研究の比較の観点からの考察―」と題した報告を行った。その中で、米国におけるシニア・キャップストーンは研究型(卒業研究や論文等)と非研究型(総合試験、ポートフォリオ、サービスラーニング、インターンシップ等)の二つがあり、多様な方法を含む概念であることを明らかにした。

また、新たに全学生へのキャップストーン要件を新設することを決めたスタンフォード大学を訪問し、その新設に至る経緯についての調査を行った。その結果、2019年に提案された専攻の教育改革に関する提言書を入手し、検討チームのメンバーにインタビューを行うことで、スタンフォード大学が研究活動に限定されない多様なキャップストーン要件を採用した理由が明らかになった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

初年度ということもあり、研究発表の機会は少なかったが、予定していたキャップストーン概念についての文献調査を中心に、基礎的な部分の研究を進めることができた。

Strategy for Future Research Activity

2024年度は以下の3点を行う。
1.初年次に取り組んだ文献調査とインタビュー調査の結果を学会発表等を通して公表すること
2.スタンフォード大学の各専攻のキャップストーン要件とそのカリキュラムについて明らかにするために、訪問調査を行うこと
3.その他の特徴的なキャップストーンの取り組みをしている大学の訪問調査をすること

2025年度は、前年度の結果を受けて補足のための追加の訪問調査を行う。また、3年間の研究全体をレビューし、本研究の成果をまとめる予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] AAC&UのLEAPイニシアティブにおけるCapstone ExperienceとUndergraduate Researchの目的と方法 ―日本の卒業研究の比較の観点からの考察―2023

    • Author(s)
      中島夏子
    • Organizer
      大学教育学会 第45回大会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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