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高等教育機関に在籍する学生の発達性協調運動障害(DCD)の実態調査

Research Project

Project/Area Number 23K02549
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09050:Tertiary education-related
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

安永 正則  大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 助教 (10768089)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 望月 直人  大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 准教授 (20572283)
楠 敬太  大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任研究員(常勤) (70770296)
樋口 隆太郎  大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任研究員(常勤) (70836626)
森 千夏  大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任研究員(常勤) (30850317)
前田 由貴子  大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任助教(常勤) (70846906)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Keywords困り感尺度 / 発達性協調運動障害 / 障害学生支援 / 合理的配慮 / 修学支援ニーズ / 高等教育機関
Outline of Research at the Start

高等教育機関で支援を要する障害学生の総数は21,767人であり,障害種別では精神障害,発達障害の順に多くなっている.発達障害の中でも,DCD(発達性協調運動障害)に起因した困り感は訴えとして相対的に少ない. しかし, DCD はADHD ・ASD ・SLD・精神障害との重複が報告されており,修学などに悪影響を及ぼす可能性がある.本研究では高等教育機関に在籍する大学生のDCD特性の割合や特性と発達障害の困り感の関連をAAC-Qと発達障害困り感質問紙を使った調査で明らかにする事である.高等教育機関に在籍する障害学生のDCD特有の支援ニーズを把握し、合理的配慮を含め,具体的な支援方法を検討する.

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、①高等教育機関に在籍する学生の発達性協調運動障害(以下:DCD)の特性の割合やDCD特性と発達障害の困り感の関連をAAC-Q(DCDスクリーニング尺度)と発達障害困り感質問紙を使った調査で明らかにすること、②高等教育機関に在籍する障害学生のDCD特有の支援ニーズを把握する事により合理的配慮(特性に応じた修学支援)を含め,具体的な支援方法を検討することである.
これらの目的を達成するために、大阪大学の新入生に対してDCD特性の把握と発達障害困り感のアンケート調査を実施する.その後、発達障害や精神障害を有する全国の高等教育機関の学生に対して、DCD特性の把握と発達障害困り感のアンケート調査を実施する.最後に、DCD特性を有する発達・精神障害学生にDCDの困り感を聞き、修学に必要な支援ニーズを確認し,スクリーニングの必要性の有無、DCDの理解や具体的な支援方法を検討する予定である.
2023年度は大阪大学の新入生にAAC-Qと発達障害困り感尺度のアンケートを実施する事ができなかった.そのためAAC-Q、ASD困り感質問紙、ADHD困り感質問紙、RaWSN(読み書き支援ニーズ尺度)を用いてアンケートを作成し、予備的調査を行った.対象となった学生は80名で主に1年生であった.結果として、DCD特性を有する学生は9%、ADHDの困り感を抱える学生は5.2%、ASDの困り感を抱える学生は5.2%であった.読み書きの支援ニーズを有する学生はいなかった.自由記述ではアンケートの構成や設問の表現について意見があったため、来年度の実施予定のアンケートの設問項目や構成に反映させる予定である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2023年度にアンケートを実施する予定だった保健センターのシステムの改変時期と重なり、次年度にアンケートを実施予定となったため.

Strategy for Future Research Activity

2024年度は大阪大学の健康診断と並行してAAC-Q、ASD困り感質問紙、ADHD困り感質問紙、RaWSN(読み書き支援ニーズ尺度)のアンケートを実施する予定である.アンケート結果は、高等教育機関の学生のDCD特性の割合を確認後、DCDと他の発達障害の困り感の関連を比較し、今後の基礎的資料とする.また、DCD特性や各種困り感尺度の結果と健診データの関連を確認し、高等教育機関の学生のDCDと他の項目の関連要因を分析する予定である.

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] それぞれのライフステージから見た合理的配慮とは ~切れ目のない配慮をスムーズに提供するには2023

    • Author(s)
      安永正則,楠敬太 、堀田千絵、副島勇夫、望月直人 、池谷航介
    • Organizer
      LD学会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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