Web国際交流と訪問国際交流での比較と併用(相乗)効果 -アフターコロナでのonline活用-
Project/Area Number |
23K02555
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09050:Tertiary education-related
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Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
白石 英樹 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (50306643)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
糸嶺 一郎 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00338013)
高崎 友香 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (00815029)
唯根 弘 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (20845911)
木口 尚人 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (90825225)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 国際交流 / オンライン交流 / 受け入れ対面交流 / 訪問対面交流 / 意識アンケート調査 / Web交流 / 訪問交流 / 意識調査 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,日本の医療学生における台湾学生との長期的なグループワーク課題(国際交流)をオンラインにて実施し,国際連携(同職種),国際多職種連携・チーム医療(多職種)の体験を通じて,こうしたオンラインによる国際交流が各学生の意識や学修への意欲,行動の変化(変容)へどのような効果をもたらし,またその効果の持続性を長期的に調査していくものである.また,実際に台湾を訪問し,対面による国際交流を行い,オンライン交流と訪問交流による効果の比較や両方の国際交流の経験による相乗効果についても検討・検証していくものである.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,新型コロナ渦において始まった1)オンラインWEBを利用した国際交流、そして、新型コロナが終息しはじめ再開された2)本学にて留学生(台湾学生)を受け入れての本学での国際交流,3)本学学生・教員が台湾を訪問しての国際交流,を行うことで,本学学生や教員の国際交流に関する意識や行動がどのように変容するのか、またオンラインを利用した交流と対面による交流を併用することでどういった相乗効果が生じるのかを調査するものである.令和5年度〈2023年度〉においては、1)のオンラインを利用したWEB交流(台湾学生と本学学生の混成グループワーク)を5月~6月において実施でき、5名の本学学生が参加した。2)の本学での台湾学生の短期留学では、10名の台湾学生を受け入れて本学での国際交流活動を実施することができた。3)においては、10名の本学学生が台湾の高雄医学大学へ訪問し2週間滞在して、訪問大学での授業参加やサークル活動参加、臨床見学や高齢者・障害者福祉施設への訪問など、台湾での国際交流活動を実施することができた。これら1)~3)へ参加した本学学生や受け入れを行った本学学生および現地の台湾学生へ国際交流に関するアンケート調査を実施することができた。また、3つの交流活動において、オンライン交流と受け入れ交流や訪問交流を行った学生(重複交流学生)やオンライン交流に参加せず、受け入れ交流のみや訪問交流のみの参加学生(単発交流学生)など、交流活動の参加状況に違いのある学生が見られ、重複活動の学生と単発交流の学生との国際交流に関する意識や交流活動前後での意識変化にどのような違いがあるのかを今後分析していくように考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度は、新型コロナ感染症も概ね落ち着き、また感染症5類へ移行し、国際交流も少しずつ相互訪問による対面交流が再開されるようになり、台湾学生の短期留学の受け入れ再開による本学での対面による国際交流や本学学生が台湾を訪問して現地の大学(高雄医学大学)での対面交流を実施することができ、それに伴い国際交流活動を通じて学生たちの国際交流への意識に関する調査(アンケート調査)を実施することができた。また、新型コロナ禍で新たに取り組みを始めたオンラインWEBによる国際交流活動(相互学生による混成グループワーク)もそのまま継続することを相互で確認し、実施することができた。このように令和5年度(2023年度)では、3つの国際交流活動を実施することができ、各活動において参加学生への国際交流に関するアンケート調査(実施前・実施後)を行うことができ、対象者の人数の増減はあるものの概ね研究計画通りの調査を行うことができている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度(2024年度)においても, 5月から6月下旬にかけて、1)オンラインWEB交流(グループワーク活動)を実施予定となっており、現在、オンライン交流へ参加希望の学生へ交流(実施)前の国際交流への意識アンケート調査を実施しているところである。また、6月下旬から7月末にかけて台湾学生の本学への短期留学が決まっており、2)受け入れ交流活動の準備(受け入れプログラムの作成など)を行っている段階である。そのため、今後、台湾学生を受け入れて世話担当を予定しているクラスや学生に対して、交流前の意識アンケート調査を実施する予定でいる。また3)台湾への訪問による国際交流活動への参加を希望する学生(履修登録)もすでに多く、今後は訪問による国際交流に関する説明会を開催すると同時に、訪問する台湾の高雄医学大学との訪問日程の調整や研修内容(プログラム)の作成協議などを行っていく予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)