Project/Area Number |
23K02592
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09060:Special needs education-related
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
杉浦 篤志 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (90755480)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉井 勘人 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (30736377)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 特別支援教育 / デジタルゲーム / 発達支援システム / 知的・発達障害 / 協働 / 協調運動 / 教育工学 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,知的・発達障害児にとって重要な協働スキルおよび協調運動への発達支援を確立するため,ゲームと情報技術を融合させた発達支援システムを開発し,その有効性を検証することを目的とする. 1. 人工知能(AI: Artificial Intelligence)を用いたエラーレス・ラニング機能による主体的な活動の促進支援 2. ゲーム操作分担の協力プレイ機能による協働スキルへの発達支援 3. 拡張現実感(AR: Augmented Reality)技術を用いたジェスチャ操作機能による協調運動への発達支援 4. 全機能の統合システムによる相乗効果を狙った発達支援 本研究によって,ゲームと情報技術を融合させたシステムによる効果的な発達支援が期待される.
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Outline of Annual Research Achievements |
知的・発達障害児は、社会性や運動領域の発達に顕著な遅れがある。社会性では、自発的行動や自己効力感の乏しさ、また、二者以上で目標を共有して行為する協働の困難さがみられる。運動領域では、運動機能の不正確さや協調運動の問題が指摘されている。デジタルゲームに着目し、マルチプレイゲームによる好調性への発達支援を検証するため、プロトタイプシステムを開発し、本学の特別支援学校でのグループ活動に導入した。既存システムでは、自発的コミュニケーションの促進が確認できた。しかし、ゲーム操作を理解することが困難であったり、すぐにゲームオーバーになってしまいプレイヤーの集中力が続かない場面が散見された。本研究では、それらの課題や改善点を克服するため、ゲームと情報技術を融合させた効果的な発達支援システムの開発を目指す。具体的にはAIを導入し、プレイヤーの操作スキルをシステムに学習させて、プレイヤーの特性に合わせたゲームバランス調整を行う。これにより、ゲームプレイの失敗が減り、主体的な活動の促進が期待できる。また、1つのキャラクター操作を二者で分担して、二者間で協力プレイする必然性の高いゲーム活動を設定し、他者との協働スキルの向上を図る。 本年度は、1つのキャラクター操作を二者で分担して、二者間で協力プレイするゲームジャンルの検討とゲームシステムを開発した。また、開発したゲームシステムについて本学の特別支援学校の生徒による被験者実験を行い、評価解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、1つのキャラクター操作を二者で分担して、二者間で協力プレイするゲームジャンルの検討とゲームシステムを開発した。ゲームについては、アクションやシューティングジャンルに関する4種類のゲームを開発した。また、開発したゲームシステムについて本学の特別支援学校の生徒による被験者実験を行い、インターバルレコーディングによる評価解析を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
被験者実験のインターバルレコーディングによる評価解析により、ゲームの難易度設定について重要であることが示唆されたため、AIによるゲームの難易度調整についてシステムの開発を進めていく。また、システムの解析を進めていき、協働スキルを促す新たな機能を見出しシステムの開発を進めていく。
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