• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

An empirical study on the effect of learning language listening ability on academic performance in children with mild hearing loss

Research Project

Project/Area Number 23K02607
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09060:Special needs education-related
Research InstitutionTsukuba University of Technology

Principal Investigator

佐藤 正幸  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (50222021)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 脇中 起余子  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 准教授 (30757547)
長南 浩人  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (70364130)
安 啓一  筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (70407352)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Keywords軽度難聴児 / 学習言語 / きこえ / 学力 / 了解度 / 語音聴取
Outline of Research at the Start

本研究は、軽度難聴児の学習言語における聴取能力がその学力にどのような影響をもたら
すのかを実証するものである。軽度難聴児は、軽度とはいえ健聴児童と比べ聴覚情報が不足するため、教科学習において学習言語が入ってくる小学校3年生以降になると学習言語を中心とした言語発達が停滞し、学力にも影響が出てくる。そこで、本研究では、軽度難聴児に対して学習言語における聴取能力評価並びにその学習言語に関連した学力テストを実施し学習言語の聴取理解状況及び異聴傾向を調べ、これらの結果における関連を分析する。

Outline of Annual Research Achievements

今年度は学習言語の言語リスト、文リスト並びにそれに基づく音声リストを作成した。言語リストは小学校3年から6年の理解、社会の教科学習において使用される言語(単語:名詞)の中から抽出し、1リスト20語10リストを作成した。この言語の抽出にあたっては、研究分担者並びに通常の小学校にある難聴通級指導教室の指導教諭と協議を重ねて行った。併せてこれらの言語のキャリアセンテンスとした文リストを1リスト10文、2リスト作成した。これらの言語リスト並びにに文リストに基づいて音声リストを作成した。音声リストは、アナウンサーのトレーニングを受けた業務経験のある音声表現者に依頼して録音を行った。録音された音声サンプルは単語間、文章間が等間隔になるように音声編集ソフトウエアで編集された。その音声リストの作成後、通常の小学校に在籍する軽度難聴児2名に対して、それぞれの補聴器、スピーカを用いた方法で音声了解度検査を行った。その結果、正答率が   56%、44%で、聴力の損失の程度が比較的軽度であっても学習言語の聴き取りに困難を示していることがみられた。一方で不正解であった単語についても音節数は合っており、音節に対する意識はみられた。また被検者の一人は高周波数における聴力の低下があることからしょうぼうし→しょうぼうしゃ、じょうすいじょう→じょうしんじょう、ぼうさいそうこ→ぼうさいそうこなど、子音が無声子音の場合は混線しやすいことがみられた。次年度は検査対象者を増やして音声リスト(単語)による検査を行うとともに音声リスト(文)についても行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

初年度は学習言語を言語リスト並びに音声リストを作成し、対象となる難聴児に音声了解度検査を行うことが目標であった。音声リスト(文)についてはまだ未実行であるもの音声リストを作成することができたのでおおむね順調に進展しているものと思われる。

Strategy for Future Research Activity

今後は作成された音声リスト(単語・文)についての了解度検査の対象者数を増やし、学習言語のきこえの状況の分析を進めるとともに、そのきこえの状況がそれぞれの学力にどのように影響をもたらすか関連する学力検査によって分析を行う。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi